不動産会社の経営者が教える【タワマンNGポイント】知らずに購入すると後悔する!
そのためタワマンは中低層マンションの多くが採用する一般的なコンクリート壁ではなく、コンクリートよりも比重の軽い軽量気泡コンクリートの外壁と「乾式壁」が使用されているのです。
「乾式壁」とは、鉄骨を組んだ中に吸音材を充てんし、石膏ボードで挟んだ軽量な壁のこと。ちなみにこの「乾式壁」は、鉄筋コンクリートと比べて密度が低いため、音が透過しやすい、つまりは防音性が低い傾向にあります。
最近では技術の進歩により、防音性の高い乾式壁が採用されている物件も多いのですが、築年数の古い物件の場合は要注意です。
騒音トラブルに悩まされないためにも内見の際は音についても確認したり、不動産会社に問い合わせてみたりすることをおすすめします。
今回はデメリットについて紹介しましたが、やはりタワマンは眺望のよさや共用部分の充実度から、海外のかたにも人気が高いです。賃貸に出してもすぐに借り手がつくなど、メリットも多いので、メリットとデメリットの両方を知った上で選んでください。
Information
<教えてくれた人>
石岡茜さん。
2013年に「女性のための不動産会社を作りたい」と、東京・学芸大学に「ことり不動産」