精神科医・名越康文「他人との比較は地獄の入り口」 個性との上手な付き合い方6つ
ことで個性が輝く時代です。
「今エンタメ界で人気なのは、作られた型の中で個性を発するのが上手な人。K‐POP界で性格判断『16Personalities』の公表が流行っているのも納得です。型を受け入れ、その中で遊べる人が強いですね」(ひらりさ)
2、「一人の個性はひとつ」は幻想かも。
「個性はひとつじゃない。相手によって人格が変わるのが普通。むしろ自ら別キャラを立ててもいいくらいです」(名越)。「個性は流動的で日によっても変わる。
自分はこうと決めつけない方がラクですよね」(ひらりさ)
3、推しキャラを楽しむ技術を、対人関係にも活かしてみよう!
「エンタメにおける個性は生身の本人と別物。推し活もキャラを楽しむ遊びだと、みんな理解していますよね。ならば日常で他人と接する時も同じ。個性と実像は違うと認識していれば人付き合いにも役立ちます」(ひらりさ)
4、SNSは「比較しない」をこころがけよう。
「SNSで見えている他人の個性は編集されたもの。それでも見ている限りは自分と比較してしまうので、SNSから遠ざかる時間を定期的に持つことをお勧めします。比較は茨の道。心理学的にも立証されています」