くらし情報『映画『デデデデ』脚本家「声優初挑戦のあのちゃんは、びっくりするぐらいおんたんと一体化していた」』

映画『デデデデ』脚本家「声優初挑戦のあのちゃんは、びっくりするぐらいおんたんと一体化していた」

家族問題や将来の不安を抱えながらも、青春を楽しんでいるというリアルな描写により、ふたりの魅力や個性が際立つ。

【魅力3】浅野いにおさんが紡ぐハイセンスな台詞。
画力や物語の構成、生み出す世界観はもちろんのこと、時にグサリと、時に繊細にじんわりと心に染み入るような言葉選びが秀逸であることも浅野作品の大きな特徴。今作でも、女子高生のリアルな言葉や感情を文字にすることで、感情移入や共感性をもたらしている。

直接的かつダイナミックに“世界の終わり”を描写。
実写映画化もされた『ソラニン』や、『おやすみプンプン』などのヒット作を生み出した、漫画家の浅野いにおさん。今作の原作となった『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』は、2014~’22年まで『ビッグコミックスピリッツ』にて連載された長編作品で、コミックス全12巻で完結。そしてファン待望の、浅野いにお作品初のアニメ化となった。
浅野さんの他作品にも見られるテーマ“世界の終わり”は、今作でひと際直接的かつダイナミックに描かれており、その中で大人も胸をえぐられるような、繊細でエモーショナルな青春物語が繰り広げられている。


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