くらし情報『映画『デデデデ』脚本家「声優初挑戦のあのちゃんは、びっくりするぐらいおんたんと一体化していた」』

映画『デデデデ』脚本家「声優初挑戦のあのちゃんは、びっくりするぐらいおんたんと一体化していた」

そこで年表みたいなものを作っていただき、10年前に何が起こって、ここでこれが起きて…みたいに時系列を整理するところから始まりました。また新たに追加した描写も。例えば原作ではすでに“母艦”が浮いているところから始まっていますが、映像の場合、それがどのように出現したのかを見せたほうがわかりやすくなるし、物語の起点となった8月31日の厄災についても見る側が飲み込みやすくなるなど、世界設定を担当された脚本家の鈴木貴昭さんや、アニメーションディレクターの黒川智之さんと一緒に作っていきました」

今作の声優を務めた幾田りらさんと、あのさんの声の演技については高い評価を寄せる。「門出はいろんな思いを抱えながらも、ちょっと冷めたようなところのある女の子。幾田さんの場合はリアルに近い役作りだったと思いますが、門出の内面にある感情をうまく表現してくださったと思います。声優初挑戦のあのちゃんは、びっくりするぐらいおんたんと一体化していて、芝居もうまい。感情の見えにくい難しい役を、飄々とご自分のペースで演じられていて素晴らしかったです。完成作ではふたりの表情や仕草がビビッドに描かれていて、どのシーンもすごくよかったです。

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