お金を貯められる人と貯められない人の差は? “お金が貯まる仕組み作り”のコツ
少額でもいいので、給料が入ったら必ず定額を“先に貯める”のが鉄則。使う前に貯める分を確保し、残ったお金で暮らす生活を定着させたい。
「貯められる人と貯められない人の差は、ゴールの明確さ。それとお金の流れの整理が決め手です。特に先取り貯蓄は、積立定期預金など自動的に貯められるシステムを使いましょう」
何ごとも最初の設定が肝心。下の仕組み作りを参考に口座を整理し、貯まる仕組みを整えてみよう。
仕組み作り1:目的・金額・期間を決める
「貯められる人はゴールが明確」と黒田さん。ではそのゴールの立て方は?「目的だけでなく、金額と期間を明確にするのがコツ。
たとえば、海外留学資金(目的)として、150万円(金額)を、2年(期間)で貯めるという具合です。目的、金額、期間が決まるとやるべきことが見えてくるので、具体的に動けるように。これをゴールベースアプローチといいます」
【ゴールベースアプローチとは?】
・具体的な目標を設定
のために万円を年後までに貯蓄する、と明確なゴールイメージを作る。
・貯蓄計画を立てる
目標達成のために毎月いくら貯蓄するか、どのような金融商品がいいかなどを検討する。
・貯蓄計画を実行する
毎月の貯蓄を確実に達成していくために、日々の支出を減らすなど家計を管理する。