ファーストサマーウイカ「下の世代は気にしすぎ!」 大久保佳代子と語る“おばさん構文”“マルハラ”問題
そのさりげないアップデート感にすごく気遣いを感じましたね。
――いま話題になっていますが、「マルハラ」「おじさん構文」「おばさん構文」についておふたりはどう思いますか?
大久保:国語の授業で、文章の最後には句点を打つと習ってきたわけだから、なんでそれをしただけで威圧的って言われないといけないのかギモンです。
ウイカ:歌人の俵万智さんも×ではなくで必ず終わるのが日本語の良さだって言ってましたよね。本当にそういう日本語の風情を大切にしてほしい。大久保さんが下の世代に歩み寄ると言っていたけれど、下の世代も上の世代に歩み寄ることが大事なんじゃないかな。
大久保:確かに若い世代の“ハラ”を気にしすぎな部分はある。なんでこっちが合わせなきゃいけないんだってのが本音。絵文字や句読点を多用する「おばさん構文」だって素敵じゃない。
ウイカ:義理のお母さんから送られてくるメールも絵文字ばっかりだけど、すごく愛に溢れていて、ありがたみを感じますよ。だってメール1通打つのにすごく時間をかけてくれている。それだけ手間ひまかけてコミュニケーションをとろうとしている表れだと思うんです。贈り物する時だってきちんと包装紙に包んで紙袋に入れて渡すじゃないですか。