くらし情報『光石研「僕の仕事は、現場で知恵を出し合ってワンカットを成立させること」』

光石研「僕の仕事は、現場で知恵を出し合ってワンカットを成立させること」

でも本当にわからないです。僕が始めた頃はフィルムで撮るのが映画だと教わってきたけれど、それも変わりましたしね。ただ、何で撮ろうとも、これは映画だなという肌触りというか、手触りを感じる現場っていうのはあって。たぶんそれって、監督が映画というものとどう対峙しているかってことな気がするんです。それを周りのスタッフも自ずと感じとって、現場に伝染していく。それがいい現場なのかなって、僕なんかは思うんですよね。

光石研さんのプライベートエッセイ『リバーサイドボーイズ』は現在発売中(三栄/1760円)。2021年から’23年まで西日本新聞に連載したエッセイを再構成し、「思い出の街への撮り下ろし紀行」と「リリー・フランキーさんとの地元トーク」を新たに加えた一冊。
北九州での青春時代、家族、俳優業についてなど、軽妙な語り口で綴られている。

みついし・けん1961年9月26日生まれ、福岡県出身。高校在学中にオーディションで映画『博多っ子純情』の主役に抜擢されデビュー。以降、さまざまなドラマや映画に出演し、名バイプレイヤーとして活躍。現在放送中のドラマ『Re:リベンジ‐欲望の果てに‐』に出演するほか、出演映画『ディア・ファミリー』は6月14日公開予定。

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