あなたに足りていない感覚は? ストレスや不安を乗り越えるための“首尾一貫感覚”とは
落ち込んだり、イライラしたりすると、ストレスフルになり、自己肯定感が下がる。そんな時に役立つのが“首尾一貫感覚”。
仕事がうまくいかなかったり、人間関係に悩んだり…。特にこの時期は、環境の変化によりストレスを溜め込みがちになる。落ち込んだ時であっても自分らしくいられるようストレスや不安を乗り越える感覚を身につけておきたい。「そのために“首尾一貫感覚”を知り、自分軸を作ると、周りに振り回されることなく積極的に行動できるようになります」と、ストレスマネジメント専門家の舟木彩乃さんは話す。
「首尾一貫感覚は、別名『ストレス対処力』とも呼ばれ、ストレスが高い状況にあっても、それにうまく対処して、心の健やかさを保てる力のこと。この力が高いと過酷な状況に直面しても、それを自分の経験や成長に変えることができ、困難に立ち向かうモチベーションも高まります。
すると人生全体を俯瞰してみた時に辻褄合わせがうまくできるようになり、自己肯定感も高まり、どんなことがあってもしなやかに生きられるようになるのです」
首尾一貫感覚は把握可能感、処理可能感、有意味感の3つの感覚からなる。
「まずは今の自分にいちばん足りていない感覚がどれかチェックし、その感覚を高めるワークを中心に取り組みましょう。