後藤輝基「第一声が姉ちゃん」 藤井隆プロデュースの2ndカバーアルバムレコーディング秘話
的確な例えツッコミと切れ味鋭いトークで、お笑い界で確固たる地位を築いているフットボールアワーの後藤輝基さん。2022年に藤井隆さんが主宰する音楽レーベル・SLENDERIE RECORDからカバーアルバム『マカロワ』をリリースし、シンガーとして新たな魅力を発揮。今回、待望の2ndカバーアルバム『ホイップ』が到着。じっくりと話を聞いた。
――藤井隆さんプロデュースのもと、音楽活動を始められたきっかけは何だったのでしょう?
後藤輝基さん(以下、後藤):藤井さんとは、20年近く大阪で番組(『発見!仰天!!プレミアもん!!!土曜はダメよ!』)をやらせていただいてまして。ただ、プライベートで飲みに行くとか、遊びに行くことがなかったんですよ。「それもなぁ…」ということで、藤井さんが「ごはんに行こう」と声をかけてくれまして。普段はカラオケをしないんですけど、「後藤くんも歌ってよ」って言われたので「ほな、わかりました」と歌ったんですね。
藤井さん的には長渕剛さんとか昭和歌謡を選ぶと思っていたら、原田真二さんの「キャンディ」を選曲したのが意外やったみたいで。「なんでこの歌を知ってんの?」「姉ちゃんが好きでして」