22歳のシンガーソングライター、汐れいら「満足度99%を目指します」
――小さい頃に音楽にふれたきっかけから教えてください。
両親からクリスマスプレゼントにピアノとマイクを買ってもらって、遊びながらピアノを弾いて歌っていました。小さい頃から、音楽を聴きながらお酒が飲めるライブハウスによく連れていかれていたので、音楽は身近にありましたね。母も歌うことが好きで、家でもよく歌っていました。
――音楽に親しむ環境で育ったのですね。
そうですね。高校生のときには軽音楽部に入って、バンドのメンバーとして文化祭で初めて人前で歌って。最初は3人しかいなかったので、同じくスリーピースバンドのKANA-BOONさんなどのコピーをしていました。
でも、みんなが同じバンドが好きということで集まったわけではないですし、自分が好きなバンドと歌いやすい曲は違うんですよね。
だからなのか、コピーバンドをやっているときは、あまり音楽をやっていて楽しいとは思いませんでした。でも、16歳のときに、自分の曲を作るという部活の合宿があって。自分で曲作りをしてみたら予想以上にはかどって、すごく楽しかったんです。作った曲の発表をしたときに、友達が「コピーよりこっちのほうがいいね」と言ってくれたことを覚えています。