22歳のシンガーソングライター、汐れいら「満足度99%を目指します」
――曲の主人公がバラエティに富んでいますね。一人称が「僕」の歌詞が多い印象ですが、自然とそう生まれ出てくるものなのですか。
自然とそうなるところもありますし、「僕」としたほうが歌いやすいというのもありますね。これが「俺」になると強い印象になりますし、「私」にしてもいいんですが、「僕」にするとキャラクターが固定されないから、曲の印象も広がるかなと思ってそうしています。
――1枚目のEPが完成して、これからファンのみなさんのもとに届きます。どんなふうに聴いてほしいですか?
1曲ずつ、確かめながら聴いてほしいですね。収録曲にはすでに配信されている曲もあるので、何曲か聴いてくれている人もいると思いますが、もう1回、EPとして形になったものを聴いてほしいなと。収録曲それぞれにイメージビジュアルも付いているので、歌詞と一緒に小説も読みながら、また聴いて何かしらを思考してほしい。
たとえば、歌詞の通りに曲の世界を想像してもらうのもいいですし、いや、これは違うなとかでもいいんですよ。そういう発見も楽しんでほしいですね。
――9月には東名阪で「Ushio Reira One Man TOUR 2024『No one』」