不動産会社の経営者が教える! 家族とコミュニケーションが取りにくい「よくあるNG間取り」
物件探しの際、知っておくと助かるトピックをご紹介します。『持ち家女子はじめます』(飛鳥新社)の著者であり、5000人超の女性たちの「幸せになれる家選び」をサポートしてきた「ことり不動産」代表の石岡茜さんに、マンションの間取りでもっとも多く、一般的と言われる「田の字型」の間取りについて教えてもらいました。特徴、メリット、デメリットとは?ぜひ物件探しの参考にしてください!
マンションでもっとも多い「田の字型」間取りで気をつけるべきポイントとは
――「田の字型」とはどのような間取りのことですか?
石岡マンションの間取りを大きく分けると「田の字型」「センターイン型」「ワイドスパン型」という3種類になります。そのなかでもっとも多く採用されているのが「田の字型」です。
漢字の「田」のように、上下左右に部屋が分かれる間取りのこと。玄関から続く廊下の左右に1部屋ずつ、廊下の先にリビングと、リビングの隣に1部屋あるような3LDKが一般的で、多くのマンションで採用されています。
――この間取りには、どんなメリットがありますか?
石岡画一的な設計になっているため建築コストが抑えられ、他の間取りに比べると価格が低い傾向にあります。