くらし情報『「最新・金融経済教育」お金の教科書Vol.48 #お金の基本』

「最新・金融経済教育」お金の教科書Vol.48 #お金の基本

学校によっては、数学の授業で金利の計算をしたり、グループワークで株について学んだり。いわゆる時間割の中で、横断的に行われているんです。

奈子:へぇ~。彼らの関心が高いトピックスはなんですか?

窪田:例えば大学進学を控えていて「奨学金について知りたい」という方が多いです。貸与型奨学金を返済せずに放置すると個人信用情報機関のブラックリストに載り、クレジットカードが作れなくなるなどのリスクもあるんです。でも、「それは知らなかった」という声もあり、金融経済教育の大切さを実感しています。

奈子:若いうちからお金について知っておくって大事ですね!

高校生が最低限身につけるべきお金の知識・判断力
1、家計管理
自分のために支払われている費用を知り、家計全体を意識しながらより良い選択・意思決定ができる。

2、生活設計
職業選択と生活設計を関連づけて考え、生涯の収支内容を理解して生活設計を立てる。


3、金融取引の基本としての素養
契約および契約に伴う責任に関する理解を深めるとともに、自ら情報を収集し消費生活に活用できる技能を身につける。

4、金融分野共通
お金や金融・経済の機能・役割を把握するとともに、預金、株式、債券、投資信託、保険など基本的な金融商品の内容を理解する。

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