山﨑賢人「最初から最後までクライマックス」 吉沢亮と語る、映画『キングダム』最新作
観ていて、かっこよすぎました。
山﨑:個人的に気に入っているのは、信が率いる飛信隊のみんなが、信を龐煖の攻撃からかばうシーン。僕は気絶していますが、信の盾になって守ってくれるみんなのお芝居を見ていて涙が出ました。それに、最後に王騎将軍と馬で駆けるシーンも好きですね。想いを受け継ぐことを象徴するようなシーンになっています。
吉沢:僕は、久しぶりに長澤まさみさんの楊端和(ようたんわ)が見られてよかったです。1作目から観ている人にとっては嬉しいシーンだと思います。個人的には、実はこのシーンに登場する山の民のうちの一人が、僕の小学校からの親友なんですよ。
それもあって、僕的には爆上がりシーンです(笑)
――映画『キングダム』は1作目から3作連続で興行収入50億円を超え、シリーズ累計動員数1000万人を突破。国内外で様々な賞を受賞するなど、輝かしい成績を収めてきた。その成功の裏には莫大な予算だけでなく、映画制作に関わるすべての人の想いがあった。
山﨑:これだけ丁寧に作り上げた映画が、たくさんのお客さんに観てもらえる日本であってほしいなと思いますね。劇場に足を運んで映画を観る、ということが当たり前であってほしいというか。