クレイジーケンバンド・横山剣「いつも最後のアルバムと思いながら作ってますよ」
歌詞を先に作るのも好きなんですが、詞が先にあるとメロディが押し出されて生まれてきて、すでに30曲ぐらい新曲ができています。
――ずっとバイタリティにあふれていらっしゃるのですね。
曲が未完成でも、そこからブラッシュアップしていけば、いいものになっていくと思っていて、できたものはなるべく作品したいと思っています。たとえば昭和のようにヘビーな時代は、真逆の馬鹿馬鹿しい歌で救われることがある。僕はクレイジーキャッツなどの歌に救われたから、そういったユーモアみたいなものはずっと失いたくないですね。毎年、自分でも、今度はどうなっているんだろうかと思いながらも、みなさんに新しい曲を届けていきたいです。
取材後記
2019年8月に、このananweb【音楽通信】第2回目に登場してくださったクレイジーケンバンドの横山剣さんが、再び登場してくださいました!天才的なメロディメーカーでもあり、あふれでる音楽の泉をCKBマジックに包んで、届けてくださるのは周知の通り。いつもジェントルマンな剣さんをはじめ、CKBのみなさんのニューアルバムを、みなさんもぜひチェックしてみてくださいね!!
写真・鳥羽田幹太取材、文・かわむらあみり
CRAZY KEN BAND PROFILE
横山剣を中心に、1997年の春頃、横浜本牧の伝説的スポット「イタリアンガーデン」