牧島輝「芝居とアートの相乗効果は“かなりある”」初個展を前に想いを語る
――小学一年生のとき絵が受賞されたそうですね。ネットで作品を拝見しましたが、子どもの絵とは思えないステキなアートでした。
牧島さんありがとうございます!自分でも昔の自分が羨ましくなります(笑)。当時から、自由に楽しく描いていた気がします。とにかく絵を描くのが好きだったのです。
芝居とアートの相乗効果は「かなりある」
――お芝居とアート制作の相乗効果はありますか?
牧島さんかなりあると感じています。お芝居に入り込むと、気持ちがごちゃまぜになることもあるのですが、描くことでモヤモヤしたものをアウトプットできるのです。アートで発散することで、抱え込みすぎずにすむので、心の健康にとってもいいなと思います。
また、舞台も空間芸術で、色味とか立ち位置とかいろいろなバランスが考えられて作品になっているのですが、これも絵と共通している部分だと思います。絵を描いているとき、次の芝居はこんな色味のイメージでやってみたいと感じることもあります。
――色でお芝居のイメージをされるのはユニークですね。
牧島さんそうかもしれませんね。色味の感じとか音の色とか、自分のなかにしかないイメージなので、なかなか言語化するのが難しいのですが、お芝居とアートの相乗効果はすごくあると思います。