くらし情報『『ベビわる』監督「女性もノイズなく楽しめる」 主役の“ちさまひ”と魅力を語る』

『ベビわる』監督「女性もノイズなく楽しめる」 主役の“ちさまひ”と魅力を語る

その関係性がキャラクターにも影響していると思います。だから、私たちがここまで心を通わせていなければ違うバディになっていただろうし、私たちが二人を近づけたのかなと。そんな役への自信みたいなものも魅力として映っている気がします。…ギリギリだったな。交代交代でようやく答えられたな(笑)。

伊澤:本当だね(笑)。

阪元:脚本を書く時、二人に関しては、だんだん妄想ではなく本当にいる人たちを書く、という感じでしたね。ずっと、“このセリフはどっちが言うんだろう”と悩みながら脚本を書いていましたけど、3作を経た後のドラマ撮影では、「これはちさとが言った方が面白いな」とか、見えるようにもなりました。
長かったですね。

――今日の撮影中もポージングなど息がぴったりでした。作品を重ねたことで、よりテンポが合う感覚はありましたか?

髙石:撮影はもちろん、普段も不意にやった動きが一緒になったりとか。伊澤さんが感じていることや、お芝居で次にこうするかな、みたいなことは、わかるようになったのかなと。予想外のことをされて、「あれれ!?」みたいなこともありますけどね(笑)。3作目『ナイスデイズ』の終盤のとあるシーンもそうでしたけど。

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