甲斐翔真、望海風斗とは「空気感に近しいものを感じています」 共演作を通して互いの印象を語る
望海:一応セットができたら、どういう感じか一回歩いてはみるけれど、あそこまで動かないかな。メモも、私は書くことが多いからもうちょっと大きいサイズだし。
甲斐:…って、またメモの話になってません?
望海:でもそこから印象が少しずつ更新されていて、今は面白い方だなって思っています。閃いたことがあると急にしゃべりだすし。
甲斐:しゃべった内容、たぶん自分でも覚えてないです。でも、望海さんも思ったことをパッと言って終わりますよね。細かいことを気にしてないところとか、空気感に近しいものを感じています。でも本番中に横にいて学ぶことはとても多いです。
お客さんの心を掴むテクニックとか観察してます。
望海:嘘!?どういうところ?
甲斐:無意識なんだと思いますが、ちょっとした角度とか間とかフィーリングとか…お客さんの痒いところに手が届く感じです。
望海:でもそれで言ったら、私も学ばせていただいていますよ。
甲斐:僕は何もないですって。望海:毎日新鮮に舞台の上に立つって、じつはすごく難しいことじゃないですか。でも翔真くんって、敢えて面白いことをやるわけじゃなく、ちゃんと毎回新鮮に面白さを見つけにいってる感じがあって。