DIVA・ゆっきゅん「私のような存在が地方に住んでいる繊細な中高生たちにまで届け!」
サウンドも打ち込みだけじゃなく生音も取り入れて、聴く方も、歌う私にとっても自由度の高い一枚にしたいと思いました。
退勤するときにも聴ける自由度の高いアルバム。
――退職したばかりの心許ない自由を謳歌する「ログアウト・ボーナス」や友達の結婚をうれしくも寂しく感じる「シャトルバス」など、聴く人の人生に入り込んでくる歌詞がぐっと響きます。
ゆっきゅん:アルバムの中で3回も“友達の結婚”が歌われてるんですよ。大人の友情をまっすぐ描きたいなと思いました。でも今回のアルバムでは自分の話だけじゃないものも描きたくて、失恋ソングやルームシェア解消ソングも書きましたし、1曲ごとに方向性が違います。どれか1曲でも1フレーズでもこれは自分のためのものだと思ってもらえたら、それが正解です。
――君島大空さんとデュエットされた「プライベート・スーパースター」もバンドサウンドで突き走る壮大な友情ソング。
二人の旅行を切り取った飾らないMVも話題ですね。
ゆっきゅん:今回は歌詞の着想だけでなく、実作業の面でも同世代の友達の力をたくさん借りています。作曲だけじゃなくあらゆる場面で協力してくれた君島くんや、えんぷていの奥中康一郎くん。