DIVA・ゆっきゅん「私のような存在が地方に住んでいる繊細な中高生たちにまで届け!」
友達と泣いて笑って作業できたこともとてもいい経験でした。大手レーベルに所属しているわけでもなく、メールを書いてオファーするところからすべて自分ひとりでやっているので。私の自己実現にこんなに多くの方が付き合ってくれるなんて、みんな本当に優しいです。
――それはやっぱりゆっきゅんがひとり頑張っているからではないですか。どこにもよらずかけがえのない孤独をキラキラと歌う姿はとても現代のDIVA的です。
ゆっきゅん:孤独とは向き合う日々ですね。「ログアウト・ボーナス」の歌詞に“生まれ変わらないあなたを私が見てる”とあるのですが、それは見ているくらいならできるかな、と思ったんです。みんなにひとりステージに立つ私を見ていてほしいと思うし、私もみんなの抱える孤独を見ていて、言葉に、歌にしていきたい。
ひとり悲しいときもあるけれど、でも音楽はいつも私を救ってきてくれました。だから自分がやる音楽もそういうものでありたいです。
発売中の10周年記念セカンドアルバム『生まれ変わらないあなたを』は4か月連続先行配信された「ログアウト・ボーナス」「シャトルバス」「だってシンデレラ」「プライベート・スーパースター」