画家ボナールと妻が過ごした波乱の半生…フランス映画界の名優と名匠が挑んだ破天荒な愛
―劇中では、泳いだり、走り回ったり、裸になったりするシーンが多かったので、体力的な大変さもあったのではないかなと思いますが。
ヴァンサンさんそのおかげで瘦せたんですが、またちょっと太ってしまいました…。
監督じゃあ、僕がヴァンサンの肉体改造をしたってことだね(笑)。
ヴァンサンさんあはは!あと、僕はパリジャンではあるけれど、セーヌ川で泳いだことは一度もなかったので、それは初めての経験でした。とはいえ、虫や魚がいっぱいいるなかで泳ぐのはちょっと怖かったですが、とても楽しかったです。お昼休みには、スタッフもみんな泳いでいたくらいですから。
監督天気もすごく良かったし、ハプニングも起きなかったし、撮影が順調に進んだのは本当にラッキーだったなと思います。
実現できなかった日本での撮影をいつかしたい
―絵画のようなシーンばかりでとても素敵でした。
監督あの場所は、モネをはじめとする印象派の画家たちがたくさん住んでいたような風光明媚なところですからね。
―それでは、おふたりから見た日本の印象についてもお聞かせください。
ヴァンサンさんフランス映画祭で日本に来ることが多いので、横浜と東京しかよく知らないんですよ(笑)。