くらし情報『生活がおもしろくなる? 作家・くどうれいんが“日記を書く楽しさ”を語る』

生活がおもしろくなる? 作家・くどうれいんが“日記を書く楽しさ”を語る

「日記はブログブームに乗っかって気軽な気持ちで書き始めたのがきっかけです。友達同士しか辿り着けないような、非常に個人的なブログやテキストサイトを読むのも大好きで。バズることなんてまったく気にしていない、日常を脚色することなく誠実に書かれた日記たちに一番影響を受けたかもしれません。この本を出すときに、担当さんから『日記の新しい指南書になれば』と言われたのですが、正直そういうつもりはなくて。日記を書くのは楽しい、ってことは知ってもらいたいけれど、あくまでも私は私のために書いている。それは、私が大好きだったブログ文化の人たちもそうだったからかもしれません」

自分のために書くからこそ、くどうさんは日記を書くうえで、毎日の事実を書き連ねるのではなく「読み返したくなるような日記」であることを大切にしている。

「都合がいいけれど、自分が見返したい思い出だけを記録したいんです。日記で反省したり鬱憤をはらしたり、書いて消化するということも大事な営みだけれど、そういう日記は気づけば見返しもせず捨ててしまいました。
せっかく書いて形に残すなら人に聞いてほしいこと、忘れたくないことだけを書き残したい。たとえば6月10日の『わたしは本当に、「選べたかもしれないもの」

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