くらし情報『生活がおもしろくなる? 作家・くどうれいんが“日記を書く楽しさ”を語る』

生活がおもしろくなる? 作家・くどうれいんが“日記を書く楽しさ”を語る

書きたくないと思った日は一日もないけれど、毎日欠かさず書こうとも思っていないので、私の日記は余白もある。そうやって、文章量も書くフォーマットも時間もあまりこだわらないことで、気軽に続けてこられたのだと思います。この日記で大切にしたことは、自分の気持ちに素直に、そのとき思った通りに書くこと。頭の中が整理されるので基本は翌朝に前日の日記を書くのですが、まとめて3日分振り返ることもありますし、頭の中がおしゃべりな日は1日で2万字書くことも。そうかと思えば毎日が充実して、日記に向かわないこともあります。あと、何回も同じ言葉が登場することも。『わたしってうるさいな。と思い、落ち込む。
』という言い回しは初めて書いたときに気に入ってしまって、それからは同じことを思うと繰り返し使いました。まったく同じ日があることで全然成長しない自分を自覚する、それが嫌いじゃないんです」

一方で、書き方に関しては、日記だからこそ許している決め事があったそうだ。「まず、うねうねの伸ばし棒(~)です。通常の作品では絶対に使わないのですが、日記やブログの文体ならありだろうと自分に認めて解禁しました。書いてみると頻出して、自分の気持ちを適切に表してくれる表現なんだなあと気がついて。

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