年齢から解放された!女優・小山田サユリが手に入れた「自分であること」の心地よさ
いくつになってもやりたいことに挑戦すればいいと思えたら、40歳の今もまだまだスタートラインに立ったばかりと思えます。
世界で活躍する女優になりたいし、プロデュース業もやってみたい。30代だからこうすべき、40代になったらこうすべきといった考え方は、一切しなくなりました」
スクリーンで魅せる透明感はそのまま、くるくると表情を変えながら話す小山田さん。35歳で英語もできないまま、NYで自ら厳しい環境に飛び込む……それだけを聞くと、なんて強くたくましい女性なんだろうと思いがちですが、「小さなきっかけに背中を押されただけ。無知だったから行けたんです」と笑顔を見せます。
「年齢って、本当に誰も気にしないの。日本の常識が世界じゃ全然スタンダードじゃないんだ、なんだ、私は私でいいんだと思えたんです」
そんな小山田さんの言葉に、聞いているこちらも、ふっと心が軽くなった気がしました。
撮影:石田祥平ヘア・メイク:Hanjee スタイリング(デザイナー):Satoko Ozawa
【News】
小山田サユリさん出演の映画『女が眠る時』全国の映画館で公開中。
作家の清水健二(西島秀俊)は、編集者の妻・綾(小山田サユリ)