絶好の期間!鍋と日本酒を楽しみたくなる【10月23〜27日】
徳利の九分目までお酒を入れて、そそぎ口にラップをします。鍋の水が沸騰したら火を止めて、そこに徳利をひたします。徳利の半分までつかればOK。アルコールが飛ばないよう、2~3分で燗するのがポイントです。
徳利の中のお酒が口まで上がってきたら、徳利を持ち上げ、底に触れて「やや熱いな」と感じたら、ちょうどぬる燗(約40℃)程度。そこからすこし冷ますと、人肌燗(約35℃)。徳利の底をさわるとほんのりあたたかく感じる温度です。
燗酒は、冷酒や常温では味わえない味覚と出合える、ちょっとオトナな日本酒の楽しみ方。
日本酒本来のふっくらとした米の旨みと甘み、やわらかな味を楽しんでくださいね。
酒器にこだわると、より日本酒が楽しめます
Photo by 三浦奈々依
私が日本酒に目覚めたのは、ひとまわり年下の友人に上品なおでん屋さんへ案内していただいたのがきっかけでした。料理と日本酒に感動したのはもちろんですが、何よりも美しい酒器によってお酒の美味しさが増すことにすばらしさを感じました。それ以来、日本酒が大好きになり、酒器にもこだわるように。
自宅で愛用している酒器は、写真の宮内庁御用達「山田平安堂」