静嘉堂文庫美術館 「超・日本刀入門」 めくるめく刀の魅力に迫る
見どころ3 重要文化財「平治物語絵巻 信西巻」を3期に分け特別公開
重要文化財 「平治物語絵巻 信西巻」(部分)鎌倉時代(13世紀)
静嘉堂文庫美術館蔵【会期中巻き替えあり】
源平の争乱の前触れとなった「平治の乱」(平治元年・1159年)。そのおよそ100年後の鎌倉時代中期に描かれたと考えられる「平治物語絵巻」は、現在「三条殿夜討巻」(ボストン美術館)、「信西巻」(当館)、「六波羅行幸巻」(東京国立博物館)の3巻が現存しています。今回の展示会では、その絵巻が3期にわけて特別公開されます。
会場に並ぶ鎌倉時代の刀剣と合わせ、絵巻の中に細かく描写された太刀や薙刀、鎧兜の様子をじっくりと堪能しましょう。
関連イベントも開催!詳細をチェック
●講演会
展覧会の関連イベントとして、講演会も開催されます。その道のプロがここでしか聞けないトークを披露します。刀剣好きはチェック必須です!
●「絵巻物 -平治物語絵巻を中心に」
静嘉堂文庫美術館長・文庫長であり、東京大学名誉教授の河野元昭氏が講演を行います。日本近世美術史学者で、琳派の研究を中心に多くの著作・講演を手がける館長のトークは必聴です。
日程:2017年2月5日(日)
時間:13:30~
定員:先着120名(当日開館時より整理券配布。