「ディズニーアート展 いのちを吹き込む魔法」開催!450点以上の原画が大集合
アニメーションのルーツはそんな素朴な“動かす喜び”から始まりました。1928年、ウォルト・ディズニーは『蒸気船ウィリー』を公開。一枚の絵に“いのちを吹き込む魔法”の歴史のはじまりが、ここにあります。
●2.魔法のはじまり~あくなき研究と開発の日々~
《バンビ》より 1942年
© Disney Enterprises, Inc.
ウォルト・ディズニーは、“キャラクターとアニメーションの動きに合った音楽を付ける”というミッキーマウスの短編を作ると同時に、“音楽に合わせてキャラクターやアニメーションを作る”というシリー・シンフォニーの短編制作を開始しました。この二つのシリーズで作画や映像の技法や表現を試行錯誤し、アニメーションならではの、“いのちを吹き込む魔法”を磨き上げます。そして、これらのノウハウをもとに大きな賭け、世界初の長編カラーアニメーション映画の制作に挑みました。その研究と開発の努力が、魅力的な作品とともに解説されています。
●3.作品世界のひろがり~魔法の使い手たち~
《ふしぎの国のアリス》より 1951年
© Disney Enterprises, Inc.
1950年代に入ると『ふしぎの国のアリス』や『眠れる森の美女』など、立て続けに名作が生み出されました。