くらし情報『古今東西の珠玉の名品80品が集合!「ボストン美術館の至宝展」が7月20日から開催』

古今東西の珠玉の名品80品が集合!「ボストン美術館の至宝展」が7月20日から開催

踊り子とは、パリオペラ座のバレリーナを指す言葉で、オペラ座の定期会員になると舞台裏に入ることが許されました。裕福な銀行家の息子だったドガは、定期会員となり舞台裏にも出入りしており、目撃した踊り子の自然のしぐさ、表情を丹念に描きました。
本作は、目を閉じて腕を組む踊り子を描いた作品で、背景は燃えるような赤い色をしています。何か物思いに耽っているような踊り子の憂いの帯びた表情にも注目してください。

●郵便配達人ジョゼフ・ルーラン(ファン・ゴッホ)

古今東西の珠玉の名品80品が集合!「ボストン美術館の至宝展」が7月20日から開催

フィンセント・ファン・ゴッホ《郵便配達人ジョゼフ・ルーラン》1888年
Gift of Robert Treat Paine, 2nd, 35.1982Photograph © 2017 Museum of Fine Arts, Boston

ファン・ゴッホ(1853~1890)が描いた、ジョゼフ・ルーランをモデルにした油彩画は全部で6点です。本作は、最初に描かれたもので、ほぼ全身を描いた唯一の作品して知られています。ファン・ゴッホがソクラテスにたとえた立派なあごひげをもつ頭部だけでなく、魅力的な手の動きも力強く丹念に表現されています。また、青を基調とした画面に、制服の装飾やボタンの黄色が効果的に配されているのも特徴です。

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