くらし情報『TBSアンデス・プロジェクトの集大成!国立科学博物館にて「古代アンデス文明展」開催』

2017年6月28日 12:00

TBSアンデス・プロジェクトの集大成!国立科学博物館にて「古代アンデス文明展」開催

アンデネスと呼ばれる巨大段々畑、カパックニャンと呼ばれる道路網などを使い、インカ帝国のモデルになっただろうワリ文化の特徴を、詳しく紹介します。

●謎6 黄金文化を生みだしたアンデス文明

TBSアンデス・プロジェクトの集大成!国立科学博物館にて「古代アンデス文明展」開催

《金の胸飾り(一部)》 シカン文化(紀元800年頃から1375年頃)
ペルー文化省・国立ブリューニング考古学博物館所蔵

永遠の生命の象徴として重んじられた黄金。アンデスの黄金加工技術には、目を見張るものがあります。スペイン人はそんなアンデスの黄金の美術品を略奪し、鋳つぶして本国に持ち帰ったのでした。

●謎7 貨幣も市場もない文明?

スペインの植民地になるまで、アンデスには貨幣や市場がありませんでした。そんな市場がない社会で、人々は必要なものを得るために工夫を凝らし、大規模な自給自足経済を営んでいました。


●謎8 文字のない文化のなか、人々はどのように情報を記録したのか?
TBSアンデス・プロジェクトの集大成!国立科学博物館にて「古代アンデス文明展」開催

《キープ》 インカ帝国(起源15世紀早期から1572年)
ペルー文化省・ミイラ研究所・レイメバンバ博物館所蔵

インカの記録技術でもっとも洗練されているのは、紐に結び目をつくるキープという方法でした。インカ王室の書記官は、キープの記録と読み取りを覚えるためにクスコの学校で3年間の訓練を受けたのだとか。

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