くらし情報『TBSアンデス・プロジェクトの集大成!国立科学博物館にて「古代アンデス文明展」開催』

TBSアンデス・プロジェクトの集大成!国立科学博物館にて「古代アンデス文明展」開催

ジャガイモは荒れた土地、寒冷な土地でも容易に育つため、ドイツをはじめ北ヨーロッパでは準主食のような扱いになりました。

●謎2 アンデス文明はなぜ「石の文明」と言われるのか?

アンデス文明は、山と海の文化に大別されます。海岸地帯では日干しレンガが使われますが、山の文化では石造りの巨大建造物が目立ちます。
チャピン、ティワナク、ワリなど、インカ以前の山の文化から「石の文明」の本質を探ります。

●謎3 地上絵は何のために描かれたのか?

地上絵が描かれた目的は、解けない謎とされてきました。しかし近年、「地上絵=水の儀礼の祭祀場」が、有力な仮説となっています。降水量が極端に少ないペルー南海岸。水を得ることは人々にとって死活問題でした。


●謎4 車輪の謎 土器の謎

アンデス文明には、運搬用の車輪も陶芸の「ろくろ」のような仕組みも存在しませんでした。ろくろのないアンデスでは手びねり型を使って土器を制作したため、独創的な象形壺が生まれました。リアルな人物の顔を象った壺は、ポートレイトの一種として使用された例かもしれません。

●謎5 インカ帝国を準備したワリ文化?

日本ではあまり知られてこなかったワリ文化。

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