くらし情報『ひたすらに生き、ひたすらに描いた画家-熊谷守一の回顧展開催決定』

2017年6月24日 07:00

ひたすらに生き、ひたすらに描いた画家-熊谷守一の回顧展開催決定

裸婦や風景、花や鳥、そして虫。97年の人生をひたすらに生き、そして描いた画家、熊谷 守一(くまがい もりかず)の全貌を紹介する待望の回顧展が、2017年12月1日(金)より開催されることになりました。没後40年、熊谷とはどんな人物だったのか、ご紹介します。

熊谷守一について

ひたすらに生き、ひたすらに描いた画家-熊谷守一の回顧展開催決定

《鬼百合に揚羽蝶》1959 年東京国立近代美術館


熊谷守一(1880(明治13)年-1977(昭和52)年)は、簡潔な線と鮮やかな色を用いて、花や虫や動物、庭の何気ない一隅を描いた作品で知られる画家です。
質素な暮らしぶりや欲のない態度から、画壇では「仙人」とあだ名された熊谷。しかし、一見穏やかな作品の背後には、科学者のような鋭い観察眼と、考え抜かれた制作手法が隠されています。

●没後40年、待望の回顧展

今回の展覧会は、熊谷守一の作品200点以上を集めた大回顧展です。
高感度カメラで水滴を捉えたかのような《雨滴》、体温まで感じられるような《猫》をはじめとした代表作が、一堂に会します。


さらに、作品の制作過程がうかがえるスケッチ、日記なども多数紹介されることになっています。
97年間を生き抜いて賢明に描くとは、どういうことなのか。

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