水分を補給しないと、血液はドロドロになり、老廃物の排泄や疲労物質・酸素の運搬がうまくできず、パフォーマンスが下がります。
パフォーマンスを上げるには、15分~30分おきにコップ一杯の水分(1時間に4回、合計500ml~1L程度)を補給することです。唇が乾いたときは、すでに水分不足のサインなので、意識して水分補給をすること。ペットボトルを携帯したり、水飲み場のある公園をコースに入れたりなど環境を整えることも大切です。
■運動が長時間にわたる場合の水分補給のコツ■
ランニングが長時間にわたる時は、スポーツドリンクを水で薄めて利用する方法もあります。スポーツドリンクは通常体液と同じ濃度にしてありますが、水で薄めて体液よりもスポーツドリンクの濃度を薄くすることで、水分と汗で失ったナトリウムやマグネシウムなどの電解質をよりはやく補給することができます。市販のスポーツドリンクを1/2~2/3に希釈してひとつまみの塩を入れると、希釈した分のナトリウムや塩素を補充できます。
ランニング後の水分補給
走った後の水分補給こそ大切です。
しっかり水分を補給することによって、スムーズに疲労物質が排出され、すばやい疲労回復につながります。