熟成するにつれて、不溶性から水溶性に変化します。
■乳酸菌について
乳酸菌には動物性由来のものと植物性由来のものがあります。どちらかに偏らず両方を摂取することで、腸内環境のバランスが整いやすく、便秘解消につながります。なお、けいれん性便秘の場合は、香辛料や冷たいものなど腸に刺激を与えるものは避けましょう。
<動物性乳酸菌>
ヨーグルト・チーズ・生ハム・アンチョビなど 動物性乳酸菌は胃酸に弱く、腸に届くまでに分解されてしまう菌が多いですが、植物性乳酸菌のエサとなり、活性させる作用があります。また、動物性乳酸菌は分解された後も腸を刺激して、整腸作用を高める働きがあります。
<植物性乳酸菌>
味噌・しょう油・納豆・漬けもの・甘酒・キムチ・ザーサイ・ザウアークラウト・テンぺなど 胃腸の中で生存しやすく、生きたまま大腸に届きやすい特徴があります。
2.適度な運動(特に直腸性便秘・弛緩性便秘)
ハードな運動ではなく、筋力を維持することを目的としたゆっくり行える運動を行いましょう。
全身を動かすウォーキングやヨガなどの運動と、腸に刺激を与える腹筋運動が便秘解消に効果的です。
特に女性は筋力不足で腸のぜん動運動が弱まることがあるため、腹筋と背筋のトレーニングを心掛けてみてください。