2022年12月19日 08:00
<妊娠したら癌になった>「急に吐き気がして…」回診に来た医師に相談すると…驚きの事実が!
※月野ねこさんご本人の体験談ですが、作中での月野ねこさんは“豆田あんこ”という名前になっています。
2度目の入院生活
※イラストは、アクチノマイシンDを点滴に混ぜて投与しているシーンを描いたものです。
メトトレキセート(=メトトレキサート)による抗がん剤治療を始めたものの、外来で2クール目が終了したときにあまり効果が出ていないとわかり、次からはアクチノマイシンDという抗がん剤を使うことになった、月野ねこさん。アクチノマイシンDは初めて投与する薬で副作用も多くあり、医師や看護師さんに経過を診てもらわなければならないため、再び大学病院に入院することに。
ちなみに、アクチノマイシンDは小児がんをはじめ、骨髄腫や精巣腫瘍、そして絨毛がんの治療に使用される抗がん剤です。副作用は吐き気や嘔吐、食欲不振、下痢、脱毛、皮膚が黒っぽくなるなどの症状が報告されています。
スケジュールや投与方法は前回入院したときと同じで、月曜日から金曜日まで5日間かけて、毎日少量ずつアクチノマイシンDを点滴に混ぜて投与します。