同じ職場の人と不倫している人って、意外といるようですよね。今回は「奥さんと離婚間近」の上司と不倫した結果妊娠し、妊娠を伝えようと思っていたら、上司に予想外のことを言われた話を紹介します。妊娠が発覚し、不安ながらもうれしい気持ちだったけど…▽ その後、子どもはどうしたのか……気になりますね。
2024年04月27日子宮に癌が見つかった私を、手術の前日に尋ねてきた義母。お見舞いの言葉をかけてくれるのかと思いきや、信じられない発言をされ……? 無神経すぎる…初めて妊娠したとき、妊娠中の検診で癌が見つかりました。出産後すぐに手術をして子宮を取り除くことを決断した私。赤ちゃんは無事に出産することができ、あとは手術を受けるだけ。生まれてまもないわが子を置いての手術に不安でいっぱいの私を、入院前日に義母が尋ねてきてくれました。 しかし義母はその帰り際になんと、「孫ちゃんに兄弟が居たら良かったのにねぇ」と言ってきたのです! これから二度と子どもを授かれない体になる私に対する言葉としてはあまりに無神経だと感じ、この辛さをわかってもらえないことに腹立たしさと悲しさを感じました。 義母の発言に悪意があったのかはわかりませんが、私の気持ちに配慮せず無神経なことを言ってくるような人と今後仲良くできるとは思えず、今は当たり障りなく付き合っています。 作画/さくら著者:野菜 安子
2024年02月19日皆さんは、パートナーの行動に困ったことはありますか?今回は「妊娠中の妻を気遣う夫」を紹介します!イラスト:iwao.初めての妊娠主人公が初めて妊娠をしたときの話です。お腹が大きくなり、少し動くと息が切れるようになった主人公。夫はそんな主人公を気遣い、家事をしてくれました。ある日、主人公は夫にゴミ出しをお願いします。すると夫がキッチンの生ゴミを集めてくれたのですが、雑だったため床にゴミが落ちてしまいました。主人公が落ちたゴミを集めていると、戻ってきた夫が「向こうで座ってなって」と言ってくれます。しかし、それでも主人公が片付けようとすると…。夫が怒鳴った出典:愛カツ突然夫が「俺がやるからいいって!」と怒鳴ったのです。夫に謝罪したものの「だったら仕事を増やさないで!」と心の中で思った主人公。その後も嫌がることなく家事をしてくれる夫でしたが、洗い物の後は床が水浸しになり、掃除も中途半端に終わらせていました。家事をしてくれることに感謝はしているものの、余計な仕事が増えて困惑した主人公なのでした。ありがたいけれど…家事を積極的にしてくれる夫。その姿勢は嬉しいものの、二度手間になってしまった主人公のエピソードでした。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2023年11月28日皆さんは、パートナーとの関係は良好ですか?今回は、妊娠中の妻を粗末に扱う夫の話と、読者の感想を紹介します。妊娠中にもかかわらず…妊娠中の主人公。夫の帰りが遅い日が続くなか、この日も「遅くなるからご飯いらない」と連絡が来ました。もう少し早く帰れないのかと聞くと、ため息をつき接待だから仕方ないと言う夫。そんな夫の態度に…。素っ気ない態度をとる夫出典:愛カツ怒りを抑えられなくなった主人公。「妊娠してるのに体を心配するとかないの!?」と聞くと「病気じゃないんだから大丈夫だろ」と言われてしまいました。夫が脱ぎっぱなしにしていたジャケットを、泣きながら手に取った主人公。するとポケットから大量のレシートが出てきました。そのレシートを見た主人公は、本当に接待なのかと不安に思うのでした。読者の感想ポケットから出てきたレシートがなんだったのか気になりますね。それにしても、夫の態度には思いやりをまったく感じませんでした…。出産後、うまくやっていけるのでしょうか。(30代/主婦)妊娠を「病気じゃないんだから」と言う夫には呆れてしまいます。お腹で子どもを育てている主人公に、もっと寄り添ってほしいと思いました。(20代/女性)※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。(愛カツ編集部)
2023年10月05日アカネはアカマツの子を妊娠しています。喜ぶアカネに対し、彼の反応はというと?じゃじゃーん!妊娠が発覚!具体的な話がしたい話を遮る思わず謝る去っていく彼不安がよぎる信じたいつきつけられる現実音信不通明らかに動揺していたアカマツ。アカネは不安を抱えながらスナックの仕事を続けています。(Grapps編集部)(イラスト/@エトラちゃんは見た!)次回の配信もお楽しみに!出典:YouTube※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年09月24日皆さんは、仕事で悩んだことはありますか?今回は「妊娠中に助けられた話」を紹介します。イラスト:浜井れんこん妊娠中に助けられた話主人公が第一子妊娠中に、看護師として勤務していたときのことです。日に日に大きくなるお腹を抱えての勤務はなかなかハードでした。それでも「職場に迷惑をかけないために今まで通り働かなければ」と考えていた主人公。そんなある日、1人の患者に「妊婦は女優にならなきゃ!」と言われました。「しんどそうなのが顔に出ていたかな」と反省した主人公ですが…。言葉の真の意味出典:CoordiSnapその言葉は主人公が思っていたような意味ではありませんでした。そして患者は「お腹の赤ちゃんを守れるのは母親だけよ」と、言ってくれたのです。もともと人に頼ったり、お願いすることが苦手だった主人公は、自分の行動を見つめ直すきっかけになったのでした。優しい言葉に感激妊娠中に気を張って仕事をしていた主人公。そんなとき患者がかけてくれた優しい言葉には感謝ですね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(CoordiSnap編集部)
2023年09月16日妊娠についての話はデリケートなので、性教育の際に深くまで教わらないことが多々あるようです。なかには、高校生まで妊娠する方法を知らず、恥ずかしい思いをしたという方も……。そこで今回のMOREDOORでは、「性に関する誤解エピソード」をご紹介します。29歳、会社員Yさんの場合……高校生の頃までキスをしたら子どもが出来ると思っていました。初めて高校生になって彼氏ができた時に、キスをすると子どもができると思っていたので、避けていました。彼氏に「子どもできたらどうするの?」と聞くと、「なんでキスしただけで出来るの」と真顔で言われて恥ずかしくなり、「冗談だよ」と笑顔で誤魔化しました。高校生まで勘違いしていたことが、とても恥ずかしかったです。大人に向けた性教育にどんなことを期待しますか?正しい避妊の仕方や、避妊の方法の種類がいくつかあることを会社や地域などで行ってほしいです。性教育に大人になっても自然と触れられる環境が増えることを期待しています。子どもに向けた性教育にどんなことを期待しますか?道徳や総合などの時間で、どうしたら子どもが出来るか、避けるためにはどうすればいいのかなどを教師の指導が難しければ、外部の講師を呼んだりして子どもにわかりやすく楽しく学ぶ機会を与えることをしてほしいです。(29歳/会社員)日常に適応した性教育を……どうしたら子どもができるか知らず、恥ずかしい思いをしたというエピソード。自身の経験からYさんは、正しい性の知識を身につける機会を増やしたほうがいいと感じています。皆さんも、「性に関する誤解」をしていた経験はありませんか?※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年09月15日皆さんは、妊娠中にイヤミを言われてしまったことはありますか?今回は「同僚にイヤミを言われた話」とともに、そんなときの対処法をアンケートをもとに紹介します。イラスト:akira妊娠中…主人公が妊娠中のときの話です。産休に入るまで頑張って働いていた主人公ですが、体調は安定せず、早退や欠勤ばかりしてしまっていました。職場に迷惑をかけて申し訳ないと思っていたところ…。出典:CoordiSnapなんと、同僚から辛らつな言葉を言われてしまったのです。もちろん、同僚も愚痴をこぼしたくなってしまうことがあるかもしれません。しかし、それにしてもあまりに言い方がきついのでは…と傷ついてしまう主人公なのでした。こんなとき、あなたならどうしますか?軽く流す「重役ってなんだか江戸時代みたいですね!」とちょっとふざけた感じで言います。場の空気が少しでも和めば良いかなということで軽く流します。(30代/主婦)その同僚に伝える妊娠を経験している同性の先輩に愚痴り、可能であればつわりがどのように辛いのかなど、その男性同僚に軽く話してもらうか、自分で話す機会を作りたいと考えます。(20代/学性)今回は妊娠中にイヤミを言われてしまったときの対処法を、みなさんのアンケートをもとに紹介しました。もし同じような出来事があったときは、ぜひ参考にしてみてください。(CoordiSnap編集部)※こちらの記事はみなさんから寄せられたアンケートをもとに作成しています。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年09月09日皆さんは、妊娠していることを伝えるかで悩んだことはありますか?今回は「妊娠を秘密にしたいという夫に困った話」とその感想を紹介します。イラスト:Yukko夫の友達の家に遊びに行くことにつわりが落ち着く妊娠中期に入った主人公。夫が「友人の家に遊びに行かない?」と提案してきます。でもサプライズにしたいので妊娠のことは秘密にしてほしいと言われ困惑しますが…。ノリの悪い妻と思われそうでモヤモヤ出典:愛カツ主人公は夫の頼みを聞き入れ、妊娠のことは秘密にする約束をし、当日を迎えました。久しぶりに会ったということで夫と友達は盛り上がり朝まで飲み明かすことに。夕飯だけ一緒に食べて帰るつもりだったのに…。妊娠を知らない友達は「盛り上がろうぜ!」と主人公にもお酒をすすめてきます。妊娠について伝えられないため、断るたびにモヤモヤする主人公でした。読者の感想夫は楽しかったかもしれませんが…。ちゃんと友達に説明しない夫が悪いと思います。もう少し妻にも気を遣ってもらいたいものです。(28歳/女性)夫の気遣いのなさにイラッとしました。妊婦だということを分かっているのでしょうか?自分の楽しさ優先でしか考えていない行動に、父親としての自覚がまだまだ足りたいと感じました。(40歳/女性)※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。
2023年08月20日皆さんはパートナーの浮気を疑ったことはありますか?今回は「妻の妊娠中に修羅場になった話」を紹介します!イラスト:エトラちゃんは見た!『妻の妊娠中に修羅場になった話』妊娠中の妻と幸せに暮らしていた主人公。しかしある日、妻が倒れてしまい慌てて病院へ向かいます。病室に着くも、義母が「妻の妊娠中に浮気をするなんて!」と怒っています…。どうやら主人公が不在のとき、家に「旦那さんの子を妊娠しています」と謎の女が訪ねてきたらしく、浮気を疑った妻はストレスで倒れてしまったのでした。困惑した主人公でしたが、1つ心当たりがあり…。実は数ヶ月前、既婚者である同僚と上司が、どちらも受付の女性と浮気をしているのを知ってしまったのです。主人公は同僚と上司に注意し、受付の女性との浮気関係をやめさせたのでした。逆恨みをされている可能性があると考えた主人公は、受付の女性の写真を妻に見せます。するとやはり、受付の女性の仕業だと判明…。そこで、弁護士を雇い…出典:エトラちゃんは見た!妻にストレスをかけたことと社内に嘘の噂を流したことに激怒し、主人公は反撃をすることに…。主人公は弁護士を雇い、対応してもらうことにしたのです。そして話し合いの結果、主人公は慰謝料を請求し、受付の女性は会社を解雇されたのでした。誤解が解けてよかった受付の女性が解雇され、皆の誤解が解けてよかったです。悪いことはしていないのに逆恨みされ、主人公は災難でしたね。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年06月28日皆さんはパートナーの浮気を疑ったことはありますか?今回は「妻の妊娠中に修羅場になった話」を紹介します!イラスト:エトラちゃんは見た!『妻の妊娠中に修羅場になった話』妊娠中の妻と暮らしている主人公。2人で赤ちゃんに会えるのを楽しみにしていたのですが、ある日を境に妻がよそよそしくなってしまいます。何度様子を尋ねても「大丈夫」の一点張りの妻を、心配していた矢先…。妻が倒れたとの連絡を受けたのでした。急いで病院に向かうと、病室には泣いている妻と激怒している義母がいました。義母は「妻の妊娠中に浮気をするなんて!」と怒っていて…。浮気相手が家にきた!?出典:エトラちゃんは見た!どうやら主人公の留守中に、見知らぬ女が「旦那さんの子を妊娠しています」と訪ねてきたようでした。突然のことに困惑した主人公でしたが、このような事態になったことに1つ心当たりがありました。数ヶ月前、既婚者である同僚と上司が、どちらも受付の女性と浮気していることに気づいてしまった主人公。主人公は同僚と上司に注意し、浮気関係を終わらせたのです。そこで、受付の女性の写真を妻に見せたところ、やはり家に来たのは彼女と判明。その後、受付の女性が妻にストレスをかけたことと、社内で嘘の噂を流したことに激怒し、弁護士に依頼することにしたのでした…。誤解が解けてよかった「妊娠している」と嘘をついた受付の女性…。逆恨みされた主人公は、災難でしたね。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年06月24日皆さんはパートナーに浮気をされた経験はありますか?今回は「妊娠中に夫の浮気が発覚した話」と読者の感想を紹介します!妊娠中は実家へ主人公は妊娠中、サポートを受けるため実家へ帰っていました。ある日、夫が実家へ泊まりにきたとき、主人公の体調も良かったため家族全員で過ごしていると…。夫への違和感出典:Grappsスマホをトイレへ持っていく、外で電話するなど夫の言動に違和感を覚える主人公。夫が寝ている間にスマホを見ると、明らかに浮気ととれるやりとりがされていました。問い詰めると夫は泣きついてきますが、失望した主人公はすぐに離婚したのでした。読者の感想妊娠中で体調も良くなく大変なときに夫は別の女にうつつを抜かしているなんて、最低の裏切り行為にはがっかりです。妻を心配しているふりして実家にまで泊まりに来て良い夫を演じているのにもイラッとしてしまいました。(匿名)妊娠中に浮気をするなんて考えられません。そんな時期に平気で浮気をする人はきっとこれからも浮気を繰り返すと思います。別れて大正解だと思いました。(32歳/主婦)※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。
2023年06月21日皆さんは夫婦関係の悩みはありますか?今回は「妊娠疑惑をかけられた話」を紹介します!イラスト:モナ・リザの戯言『妊娠疑惑をかけられた話』妊娠3ヶ月の姉の付き添いで、産婦人科を訪れた主人公。姉はつわりがつらそうで、会計など身の回りのことをお世話していました。翌日、主人公は婚約者から「今から実家に来てほしい」と言われ、義実家へ向かいます。義実家に着くと、義母と婚約者が怒りながら待っていました。理由もわからず主人公は責められます…。わけがわからず…出典:モナ・リザの戯言主人公の浮気と妊娠を疑う、義母と婚約者。どうやら婚約者が産婦人科で主人公のことを見かけたらしく、妊娠の報告をしないのは怪しいと感じていたそうで…。しかし、主人公はすぐに誤解を解くことができましたが、婚約者が産婦人科にいた理由がひっかかります。すると言い訳を並べ始めた婚約者でしたが、浮気をしていたことが発覚…。その後、婚約者の不貞行為にブチギレた義父が義母と婚約者に制裁を加えたのでした。結婚前にわかってよかった自分が浮気をしていると、相手のことも疑ってしまうのかもしれませんね。結婚する前にわかってよかったです。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年06月10日妊娠中の妻は忙しいことが多いですよね。妊娠中だからこそ、夫婦で寄り添って歩んでいきたいところですが…。今回は、妊娠中に浮気された話をご紹介します。浮気した夫私は家事、子どもの世話、仕事ですごく忙しく、しかも2人目を妊娠していました。私が妊娠8カ月のとき、夫は家に帰るのが遅くなり子どもと遊ばなくなっていました。そのときに浮気していることが分かったのです。夫の言い訳が「お前は妊娠しているのに仕事が忙しそうだし、子どもとも遊ばないだろう。暇だったからつい浮気しただけ」という内容。悪びれた様子はなく、まるで子どもの言い訳のようでした。私が仕事をしているから生活していけるのに、何を言っているのかと腹立たしく思いました。その日から夫とは話さなくなり、食事も作らないようにしました。しかし、口をきいてもらえないのは嫌だったようで、反省した様子で家のことをやるようになったのです。怒りは態度で示すのが効果的?子どもじみた言い訳をしていた夫も、さすがに無視されるのには耐えられなかったようですね。浮気した彼を懲らしめたいときは、露骨に態度に表すのもいいかもしれませんね。※こちらは実際に募集したエピソードを元に記事化しています。
2023年05月22日ずっと仲良しだった友人のクロハ。ですが、主人公のソラが妊娠した途端に嫌味を言ってきて…!?今回は、妊娠を期に友人が嫌味を言うようになった話「妊娠報告したら友人に大激怒されて嫌がらせをされた」を紹介します。「妊娠報告したら友人に大激怒されて嫌がらせをされた」主人公のソラは、第1子を出産し2人目も妊娠中。そんなソラの友人のクロハが、妊娠を期に嫌味ばかり言ってくるように…。クロハのあまりの態度に、1度クロハと絶縁状態に。そんな中、クロハが夫と喧嘩して家出してしまいます。妊娠中のクロハの体調が悪くなり、保護された後…?クロハは保護され…?出典:Youtube保護された後、夫からソラがクロハを探してくれていたことを聞きました。すっかり心を入れ替えたクロハ。その後ソラはクロハを許し、ソラとクロハは仲直り。自分が妊娠しづらかったからといって、友達を傷つけるようなことはしてはいけませんね。ソラが優しすぎる…!嫌味を言ってきたクロハを心配して、探し回ったソラ。ソラの懐の優しさを尊敬します…!以上、「妊娠報告したら友人に大激怒されて嫌がらせをされた」を紹介しました。モナ・リザの戯言さんのYouTube(Grapps編集部)(イラスト/モナ・リザの戯言)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。(Grapps編集部)(チャンネル/モナ・リザの戯言)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年04月26日ある日、妊娠が判明した月野ねこさんは、夫と「やった〜! 3人目だね」と喜び合いました。しかし、後日に婦人科を受診し、超音波検査や内診を受けたところ、医師に「残念ですが…異常妊娠です」と言われてしまい……。 肺の手術後、強い不安が襲ってきて…抗がん剤を数カ月投与したのち、ホルモン剤(中用量ピル)の服用に切り替えて、侵入奇胎(※)の治療に励んでいる月野ねこさん。そんな中、今度はCT検査で肺に影が見つかってしまいます。「子どもたちのためにも早く治療を受けてほしい」との夫の強い希望もあり、医師から説明を受けた2日後に、肺の手術を受けることが決まりました。 手術当日は3〜4時間かけて肺の腫瘍を切除し、切り取った部分は、良性か悪性か調べるための検査へと回されました。手術翌日、月野ねこさんは体の痛みや気持ち悪さに加え、がんが転移したのだと考えると、何もかもがつらくなってしまい……。 ※侵入奇胎とは、胞状奇胎(異常妊娠・絨毛性疾患の1つ。本来は胎盤になるはずの絨毛が異常増殖し、ぶどうのような粒がたくさん子宮内に発生する)の細胞が、子宮内の筋肉や血管内に侵入した状態のこと。前がん段階といわれている。 手術前の説明書に書かれていた月野ねこさんの病名は、『右中葉肺結節(転移性肺腫瘍疑い)』というものでした。月野ねこさんの患っている侵入奇胎は、いわば“前がん状態”なのですが、侵入奇胎になったケースのうち約30%が、肺に転移すると言われています。CT検査だけだと腫瘍が良性か悪性かを判断するのが難しいため、月野ねこさんのように肺に影が見つかった場合は、手術で病変部分を切り取って病理検査(顕微鏡で細胞を調べる検査)で診断されます。 ーー手術説明書にも“転移性疑い”って書かれているし、肺に見つかったものは、どう考えたってがんだ。転移したんだ……。 手術後、HCU(高度治療室。ICU:集中治療室よりも、救急度の低い患者さんが入室する病棟)に移された月野ねこさん。手術をしたところがズキズキと痛み、酸素マスクは息苦しく、体中につながった管が気持ち悪くて仕方ありません。加えて、腫瘍の正体や今後の治療が気になり、何もかもがつらくなってきて……。ついに泣き出してしまいました。 すると、泣きじゃくる月野ねこさんをやさしくなだめてくれたのは、ひとりの看護師さんでした。 「月野さん、たくさん頑張ってきたね。何も我慢しないでいいんだよ。痛かったり吐きそうになったりしたら、すぐに私たちを呼んでね。これからは私たちが一緒にサポートするからね」 これ以上ないほどに苦しい状況で、やさしく声をかけてくれた看護師さんに、当時の月野ねこさんは心から救われ、今でも看護師さんには感謝しているそうです。これまで、抗がん剤治療で何度も入退院を繰り返してきた月野ねこさん。今回の入院生活でも精神的につらくなるときがあると思いますが、不安を極限まで溜め込んでしまわないよう、もっと周りの医師や看護師に相談すると、少しは気持ちがラクになるかもしれませんね。 監修/助産師 松田玲子 月野ねこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 月野ねこ月野ねこです。インスタで漫画を描いています。漫画やイラストのご依頼お待ちしています♩
2023年04月12日ある日、妊娠が判明した月野ねこさんは、夫と「やった〜! 3人目だね」と喜び合いました。しかし、後日に婦人科を受診し、超音波検査や内診を受けたところ、医師に「残念ですが…異常妊娠です」と言われてしまい……。 急きょ決まった肺の手術侵入奇胎(※)を治すため、抗がん剤投与を数カ月間おこなったのち、ホルモン剤での治療に切り替えた月野ねこさん。異常だったホルモン値も下がってきて治療は順調に進んでいるかと思いきや、ある日、呼吸器外科に呼び出されます。 「月野ねこさんの肺には病変があります。手術で病変部分を切り取って、正体を調べましょう」医師にそう告げられた月野ねこさんは、動揺しながらも、来月末の手術に賛同します。しかし、横で聞いていた夫は、手術時期に納得がいかないようで……。結局、夫の強い希望で手術日程は変更となり、明日に入院して明後日に手術を受けることになったのです。 ※侵入奇胎とは、胞状奇胎(異常妊娠・絨毛性疾患の1つ。本来は胎盤になるはずの絨毛が異常増殖し、ぶどうのような粒がたくさん子宮内に発生する)の細胞が、子宮内の筋肉や血管内に侵入した状態のこと。前がん段階といわれている。 呼吸器外科に呼び出された日、明日からの入院が決まった月野ねこさんは、窓口で入院申込書を記入してから帰宅しました。本当は1カ月かけて心の準備をしてから来月末に手術を受けたかったものの、「子どものためにも早く手術を受けてほしい」と夫に説得されたら何も言い返せず、夫の提案に同意するしかなかったそうです。 でも、夫の気持ちも痛いほどにわかりますよね。これまでずっと月野ねこさんが病気と闘う姿を1番近くで見てきたからこそ、夫は「手術まで1カ月も期間が空いたら、妻はまたいろいろと考え込んでしんどくなるんだろうな。子どものためもあるけれど、妻のためにも、手術日は早いほうがいいかもしれない」と考えたようです。もしかしたら、月野ねこさんが思っている以上に、夫は月野ねこさんのことを理解してくれているのかもしれません。 当日の『胸腔鏡手術(胸部に何カ所か穴を開け、そこからカメラや器具を挿入しておこなう手術のこと)』は、3〜4時間で終了。右側の肺の中央部分にあった病変は、無事に取り除くことができました。切り取った部分はこれから検査に回されます。 まだ麻酔の効果が切れずに意識がもうろうとしているとき、夫の「頑張ったね」というやさしい声が聞こえてきて、月野ねこさんは複雑な感情を抱いて、少しだけ涙を流してしまったのだとか。肺にあった悪いものの正体が気になって不安ではありますが、今はひとまず、手術が無事に終わって何よりですね。 監修/助産師 松田玲子 月野ねこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 月野ねこ月野ねこです。インスタで漫画を描いています。漫画やイラストのご依頼お待ちしています♩
2023年04月11日ある日、妊娠が判明した月野ねこさんは、夫と「やった〜! 3人目だね」と喜び合いました。しかし、後日に婦人科を受診し、超音波検査や内診を受けたところ、医師に「残念ですが…異常妊娠です」と言われてしまい……。 突然の手術宣告に、夫婦の反応は…侵入奇胎(※)になってしまい、抗がん剤での治療を始めた月野ねこさん。数カ月後、異常だったホルモン値が落ち着いてきたため、抗がん剤の代わりにホルモン剤(中用量ピル)を用いた治療に変更となりました。 ホルモン剤での治療を開始して1カ月が経過したある日、主治医(婦人科医)から「一度、肺の病変を調べる必要があります。呼吸器外科の先生が診てくれるそうなので、急ですが、明日病院に来てくれますか?」と、不穏な連絡が。翌日、夫に付き添ってもらい、病院を訪れると……。 ※侵入奇胎とは、胞状奇胎(異常妊娠・絨毛性疾患の1つ。本来は胎盤になるはずの絨毛が異常増殖し、ぶどうのような粒がたくさん子宮内に発生する)の細胞が、子宮内の筋肉や血管内に侵入した状態のこと。前がん段階といわれている。 「月野ねこさんの肺には病変が見つかりました。その正体を確かめるため、病変部分を取り除いて検査したいと思っています。手術方法は、胸腔鏡手術という方法でおこないます」 呼吸器外科医から突然の宣告を受けた月野ねこさんですが、事前に婦人科医から「肺に病変が見つかった」との連絡を受けていたため、それなりに覚悟はしていた内容でした。しかし、手術をするとなると、すぐには心の準備ができません。医師から「手術時期は最短で来月末になります」と言われた月野ねこさんは、「その間に心の準備をしよう」と、すんなり賛成しました。 ところが、夫は医師の言葉に納得できなかったようで、「先生。手術日ってもっと早めることはできないんですか?」と、切実に訴えかけます。その後、改めてスケジュールを確認した医師は、「急ですが、明日に入院して明後日に手術ができます! どうしますか?」と提案してくれました。 手術日を少し先に設定して心の準備をしたい月野ねこさんと、肺の中に悪いものがあるのであれば、一刻も早く取り除いてほしい夫。『病気と闘う当事者』である月野ねこさんと、『病気と闘う妻を見守る立場』の夫では、どうしても考えが異なるようです。こういうときは“何を最優先にすべきか”を考えると、お互いが納得できる答えが見つかるかもしれませんね。 監修/助産師 松田玲子 月野ねこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 月野ねこ月野ねこです。インスタで漫画を描いています。漫画やイラストのご依頼お待ちしています♩
2023年04月07日ある日、妊娠が判明した月野ねこさんは、夫と「やった〜! 3人目だね」と喜び合いました。しかし、後日に婦人科を受診し、超音波検査や内診を受けたところ、医師に「残念ですが…異常妊娠です」と言われてしまい…。 ホルモン剤治療を始めて1カ月が経過侵入奇胎(※1)を治療するため、抗がん剤治療を始めた月野ねこさん。しかし、1種類目の抗がん剤『メトトレキサート』では思うように効果が出ず、2種類目の抗がん剤『アクチノマイシンD』にシフトして治療を継続することに。 外来での抗がん剤治療を始めて4カ月が経過したころ、主治医が唐突に「抗がん剤治療は今回で終わりにしましょう」と宣告。今後は、抗がん剤の代わりにホルモン剤を使って治療をしていくことになりました。 つらい抗がん剤治療からようやく抜け出すことができた、月野ねこさん。子どもたちと過ごす穏やかなひとときに幸せを噛み締めていたのですが……。 ※1=侵入奇胎とは、胞状奇胎(異常妊娠・絨毛性疾患の1つ。本来は胎盤になるはずの絨毛が異常増殖し、ぶどうのような粒がたくさん子宮内に発生する)の細胞が、子宮内の筋肉や血管内に侵入した状態のこと。前がん段階といわれている。※2=ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン。妊娠初期に受精卵から尿中に分泌され始め、妊娠10週でホルモン値がピークになるが、通常ではその後、HCG値は下降する。絨毛性疾患の場合はHCG値が高く検出される。 抗がん剤に代わり、中用量ピルでの治療を開始した月野ねこさん。実は、月野ねこさんは以前に低用量ピルを服用していた時期があり、今回中用量ピルを飲み始めるにあたって、そこまで副作用は心配していなかったそうです。しかし、いざ服用を始めると想像以上に吐き気やむくみ、倦怠感などの副作用がひどく、主観では抗がん剤と同じくらい中用量ピルでの治療も身体的に大変だったのだとか。 とはいえ、通院不要で自宅にいながら飲み薬だけで治療ができるようになったことで、家族や子どもたちと過ごせる時間は増えました。確かに体調は万全とはいえないものの、「子どもたちを連れて公園に遊びに行ける『普通』の日常を取り戻せたことが何よりもうれしかった」と、月野ねこさんは語っています。 しかし、そんな穏やかな日々も長くは続きませんでした。ある日、主治医から「ホルモン剤による治療ですが、思うようにHCG値が下がっていません。肺の病変を調べる必要があるので、一度呼吸器外科で診察を受けてください。急ですが、明日受診できますか?」と連絡が入ったのです。 あまりに突然の展開に、嫌な想像だけが膨らんでいきます。不安と恐怖で体が震え、頭が働かず「先生……どうしよう」とアワアワするだけの月野ねこさんを、「しっかりしな!」と旦那さんが落ち着かせてくれました。 「次のステージにいくときがきたんだ」と悟った月野ねこさん。穏やかで幸せな時間は早くも終わりを迎え、またしてもつらい闘病生活が始まったのでした。 監修/助産師 松田玲子 月野ねこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 月野ねこ月野ねこです。インスタで漫画を描いています。漫画やイラストのご依頼お待ちしています♩
2023年01月25日ある日、妊娠が判明した月野ねこさんは、夫と「やった〜! 3人目だね」と喜び合いました。しかし、後日に婦人科を受診し、超音波検査や内診を受けたところ、医師に「残念ですが…異常妊娠です」と言われてしまい…。 11クール目に起きた奇跡侵入奇胎(※1)を治療するため、抗がん剤治療を始めた月野ねこさん。しかし、1種類目の抗がん剤『メトトレキサート』では思うように効果が出ず、2種類目の抗がん剤『アクチノマイシンD』にシフトして治療を継続することに。 アクチノマイシンDに薬剤を変更してからも副作用は相変わらずつらいままで、私生活では体が思うように動かせず、家事や育児を夫や母に任せきりの状態に。「私の存在は家族にとってお荷物でしかないし、私はダメなママだ。それに、抗がん剤治療がうまくいくかもわからないし……ただただ不安だよ」とネガティブになってしまうことも多かったのですが、それでも不安に耐えながら、外来での抗がん剤投与を4カ月ほど続けた結果……。 ※1=侵入奇胎とは、胞状奇胎(異常妊娠・絨毛性疾患の1つ。本来は胎盤になるはずの絨毛が異常増殖し、ぶどうのような粒がたくさん子宮内に発生する)の細胞が、子宮内の筋肉や血管内に侵入した状態のこと。前がん段階といわれている。 アクチノマイシンDでの抗がん剤治投与は、2週間おきに月曜日〜金曜日までの5日間おこなわれます。2月に始めた外来での治療は、6月になって10クール目を迎えていました。4カ月の間、月野ねこさんは抗がん剤のつらい副作用となんとか向き合い続け、HCG(=ヒト絨毛性ゴナドトロピン。胎盤絨毛細胞から分泌されるホルモンのこと。絨毛性疾患の場合はHCG値が高く検出される)値は順調に下がっていきました。 そして迎えた11クール目の1日目、新しく主治医となった医師が突如「今回の11回目のクールで抗がん剤治療は終わりにしましょう」と告げたのです! 医師によると、抗がん剤治療を続けてもこれ以上HCG値は下がらない可能性があり、今後はホルモン剤を使った治療に切り替えるとのこと。 このころの月野ねこさんは、抗がん剤の副作用ですでに髪の毛は抜け落ち、肌は荒れ果てて体重が増え、メンタルはボロボロの状態。今後はそういった副作用が一切なくなり、家族に迷惑をかけた申し訳なさからも解放されると思うと、「努力がようやく報われたんだ……頑張ってよかった」と、ひしひしとうれしさが込み上げきました。 しかし、侵入奇胎はまだ完治したわけではありません。実はこのあと、月野ねこさんが子どもたちと笑顔で暮らせる生活はわずか1カ月で終わりを迎えるのでしたーー。 監修/助産師 松田玲子 月野ねこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 月野ねこ月野ねこです。インスタで漫画を描いています。漫画やイラストのご依頼お待ちしています♩
2023年01月21日ある日、妊娠が判明した月野ねこさんは、夫と「やった〜! 3人目だね」と喜び合いました。しかし、後日に婦人科を受診し、超音波検査や内診を受けたところ、医師に「残念ですが…異常妊娠です」と言われてしまい…。 外来での抗がん剤治療がスタート侵入奇胎(※1)を治療するため、抗がん剤の種類を変えながら、2度の入院生活を経て退院した月野ねこさん。しかし、退院後も抗がん剤の副作用の影響で体がだるくて思うように動けず、育児や家事は夫や母に任せっぱなしでした。 寝たきりの生活が続くうち、「こんなママで子どもたちに申し訳ない」と気持ちが落ち込んでしまった月野ねこさんは、ある日、夫に「抗がん剤治療がつらい。これからどうなるかわからないし」と弱音を吐いてしまいました。しかし、「またそれ? そんなこと言ったってわからないものはどうしようもないじゃん」と、夫は気持ちを理解してくれません。その日の夜、月野ねこさんは「私のことは誰が救ってくれるんだろう」と感情が爆発し、誰も知らないところでひとり、大粒の涙をこぼしたのでした。 そんな中、外来での抗がん剤治療初日を迎え……。 ※1=侵入奇胎とは、胞状奇胎(異常妊娠・絨毛性疾患の1つ。本来は胎盤になるはずの絨毛が異常増殖し、ぶどうのような粒がたくさん子宮内に発生する)の細胞が、子宮内の筋肉や血管内に侵入した状態のこと。前がん段階といわれている。 ※月野ねこさんご本人の体験談ですが、作中での月野ねこさんは“豆田あんこ”という名前になっています。 『メトトレキサート』という抗がん剤の効き目が出なくなってきたことから、『アクチノマイシンD』という抗がん剤に変更になった、月野ねこさん。前回、1週間ほどの入院期間を経て、アクチノマイシンDの1クール目の投与が終了。2クール目からは、2週間ごとに通院して外来での抗がん剤治療を受けることになりました。 通院の日の朝は大忙しです。病院での採血がかなり混むため、朝の6時半には自宅を出ないといけないのですが、それまでに子どもたちの朝食を用意して保育園に行く準備を済ませた上で、自分の身支度もしなければなりません。病院に着いたら混まないうちに採血を受け、あとは採血の結果が出て診察に呼ばれるまではひたすら待機です。 ちなみに、外来治療を始めた最初のころ、採血がこんなに混むと知らなかった月野ねこさんは、「採血なんてすぐ終わるでしょ」と診察時刻の30分前には病院に到着したものの、採血が200人待ちの状況で、結果的に2時間も待たされたそうです。大学病院や総合病院など、大きい病院ほど採血で混みますよね。 数日前、「私なんて家族の負担になっているだけだ。私なんていないほうがいいんだ」と負の感情が爆発してしまった月野ねこさんですが、その後もモヤモヤした気持ちは若干残りつつも、副作用にもどうにか耐えて順調に抗がん剤治療が進んでいきました。このまま元気になって、つらい抗がん剤治療から一刻も早く抜け出せることを祈るばかりです。 監修/助産師 松田玲子 月野ねこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 月野ねこ月野ねこです。インスタで漫画を描いています。漫画やイラストのご依頼お待ちしています♩
2023年01月17日ある日、妊娠が判明した月野ねこさんは、夫と「やった〜! 3人目だね」と喜び合いました。しかし、後日に婦人科を受診し、超音波検査や内診を受けたところ、医師に「残念ですが…異常妊娠です」と言われてしまい…。 夫の言うこともわかるけど、私も誰かに助けてほしい抗がん剤投与による侵入奇胎(※1)治療のため、2度の入院生活を経て退院した月野ねこさん。しかし、退院後も抗がん剤の副作用の影響で体がだるくて思うように動けず、育児や家事は夫や母に任せきりで、寝たきりの生活を送っていました。ある日の夜、「家族にとって私はただのお荷物でしかない。私なんてこの家にいないほうがいい」と精神的に追い詰められてしまった月野ねこさんは、動揺して泣きじゃくる娘を置いて家を飛び出してしまいました。その後、少し気持ちが落ち着いて家に戻ってきたのですが……。 ※1=侵入奇胎とは、胞状奇胎(異常妊娠・絨毛性疾患の1つ。本来は胎盤になるはずの絨毛が異常増殖し、ぶどうのような粒がたくさん子宮内に発生する)の細胞が、子宮内の筋肉や血管内に侵入した状態のこと。前がん段階といわれている。 ※月野ねこさんご本人の体験談ですが、作中での月野ねこさんは“豆田あんこ”という名前になっています。 つらいときはイマジナリーフレンド(実在しない空想上の存在)と相談するなど、これまで自分で自分を支えてきた月野ねこさん。それでも、このときは本当に精神的に限界で、旦那さんの言うとおり「娘や息子のことを気にかけてあげなきゃいけない」とは頭で理解していても、同時に「じゃあ私のことは誰が気にかけてくれるの? 誰が助けてくれるの?」と感じ、さらにつらくなってしまったそうです。 病気や抗がん剤治療のせいで心がボロボロだった月野ねこさんは、周りの人たちに対して「もっと目に見えるかたちで助けてほしい」と感じてしまったのだとか。確かに、抗がん剤治療のつらさは話に聞きますし、中にはつらすぎて治療をやめたいと感じる方もいるそうです。そんなときこそ、やはり周りにいる家族や友人、医師や看護師さんなどに、迷惑とは思わず不安をすべて吐き出すことが大切なのかもしれません。そして、その上で周りの人がつらさを理解し、寄り添ってあげることが必要なのだと感じました。 監修/助産師 松田玲子 月野ねこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 月野ねこ月野ねこです。インスタで漫画を描いています。漫画やイラストのご依頼お待ちしています♩
2023年01月13日ある日、妊娠が判明した月野ねこさんは、夫と「やった〜! 3人目だね」と喜び合いました。しかし、後日に婦人科を受診し、超音波検査や内診を受けたところ、医師に「残念ですが…異常妊娠です」と言われてしまい…。 イマジナリーフレンドとの再会抗がん剤投与による侵入奇胎(※1)治療のため、2度の入院生活を経て退院した月野ねこさん。しかし、退院後も抗がん剤の副作用の影響で体がだるくて思うように動けず、育児や家事は夫や母に任せきりで、寝たきりの生活を送っていました。 ある日の夜、「家族にとって私はただのお荷物でしかない。私はこの家にとってのガンのようなもので、存在していてもみんなを蝕むだけだ」と精神的に追い詰められてしまった月野ねこさんは、「ママ、行かないで」と動揺して泣きじゃくる娘を置いたまま、家を飛び出してしまい……。 ※1=侵入奇胎とは、胞状奇胎(異常妊娠・絨毛性疾患の1つ。本来は胎盤になるはずの絨毛が異常増殖し、ぶどうのような粒がたくさん子宮内に発生する)の細胞が、子宮内の筋肉や血管内に侵入した状態のこと。前がん段階といわれている。 ※月野ねこさんご本人の体験談ですが、作中での月野ねこさんは“豆田あんこ”という名前になっています。 イマジナリーフレンドとは、実在しない空想上の友だちのこと。「スピリチュアルな話なので、この出来事をどういうふうに描こうか迷った」と話していた、月野ねこさん。漫画ではイマジナリーフレンドを白いモヤで表現していますが、実際は人によってイマジナリーフレンドの姿は異なるそうで、ねこさんの場合は小学生のころに大切にしていたクジラの人形の姿なのだそうです。 家を飛び出したあとは誰もいない路肩に座り込み、イマジナリーフレンドと会話をしていた月野ねこさん。イマジナリーフレンドは、月野ねこさんが苦しんでいるときにいつもそばにいてくれ、今回も「退院して家に帰ってきたのは娘を悲しませるためでも、夫を心配させるためでもないよね? みんなで笑顔で過ごすために帰ってきたんだよね?」と、ねこさんの気持ちにやさしく寄り添ってくれました。その後、大切な友だちの適切な助言のおかげで冷静になれて、家族が待つ家へと帰ることができたそうです。 イマジナリーフレンドの存在は長子やひとりっ子によく見られ、5〜6歳ごろ、または10歳ごろに出現し、一般的には児童期に消失するため、大人になってからも会話ができることはまれなのだとか。月野ねこさんの場合も小学生時代に一度見えなくなったのですが、今回、病気になってから再びイマジナリーフレンドが現れるようになったそうです。そう考えると、イマジナリーフレンドは月野ねこさんを支えるために生まれた存在なのかもしれませんね。 監修/助産師 松田玲子 月野ねこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 月野ねこ月野ねこです。インスタで漫画を描いています。漫画やイラストのご依頼お待ちしています♩
2023年01月10日ある日、妊娠が判明した月野ねこさんは、夫と「やった〜! 3人目だね」と喜び合いました。しかし、後日に婦人科を受診し、超音波検査や内診を受けたところ、医師に「残念ですが…異常妊娠です」と言われてしまい…。 精神の限界を迎えた私は…抗がん剤の種類を変えながら侵入奇胎(※1)の治療を続け、2度目の入院生活を終えて退院した月野ねこさん。しかし、安心するはずの家に帰ってきてからも、抗がん剤の副作用で体がだるく思うように動けず、家事も育児もできないことでの自己嫌悪が、どんどん強くなっていきました。さらに、今後の治療への不安も募り、「私は家にいても何もできない。ただ邪魔なだけの存在だ」と、ついに精神が限界を迎えてしまい……。 ※1=侵入奇胎とは、胞状奇胎(異常妊娠・絨毛性疾患の1つ。本来は胎盤になるはずの絨毛が異常増殖し、ぶどうのような粒がたくさん子宮内に発生する)の細胞が、子宮内の筋肉や血管内に侵入した状態のこと。前がん段階といわれている。 ※月野ねこさんご本人の体験談ですが、作中での月野ねこさんは“豆田あんこ”という名前になっています。 「もう治療したくないよ、本当に治るのか不安だよ」「家に帰ってきても何もできないし、私なんてお荷物なだけで、私みたいな人間がママだなんて子どもたちがかわいそうだよ」と、抱え込んでいたやるせない感情を夫にぶつけた月野ねこさん。しかし、夫はため息をついて「またそれ? 考えたってどうしようもないじゃん」と言うのみで、ねこさんの気持ちに寄り添ってはくれませんでした。 ーーもうダメだ、この家にいても私はお荷物なだけだ。私はこの家のガンなのだから、存在している限り家族を蝕んでしまう。私なんていないほうがいいんだ。 そう考えた月野ねこさんは、動揺し泣きじゃくる娘を置いて、夜の10時に家を飛び出してしまいました。 月野ねこさんいわく、このときは自分が家を出ることが最善だと判断し、娘さんの泣く声が家の外まで聞こえていても、聞こえないふりをして家を出て行ってしまったそうです。当時のことを振り返ると、大切な娘を傷つけてしまった自分の行動はとても愚かだったと後悔している、と語っています。精神が限界を迎えてしまった月野ねこさん。このとき、旦那さんがもう少し寄り添ってあげていれば、ねこさんの行動も少しは変わっていたのかもしれませんね。 監修/助産師 松田玲子 月野ねこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 月野ねこ月野ねこです。インスタで漫画を描いています。漫画やイラストのご依頼お待ちしています♩
2023年01月09日ある日、妊娠が判明した月野ねこさんは、夫と「やった〜! 3人目だね」と喜び合いました。しかし、後日に婦人科を受診し、超音波検査や内診を受けたところ、医師に「残念ですが…異常妊娠です」と言われてしまい…。【前回のあらすじ】胞状奇胎(ほうじょうきたい ※1)から侵入奇胎(しんにゅうきたい ※2)になってしまい、人生初の抗がん剤治療を受けることになった、月野ねこさん。抗がん剤の副作用と闘いながらも、5日間の治療を終えてようやく退院しました。ところが、しばらく経つと抗がん剤の効き目が薄れ、HCG(※3)値が下がらなくなってしまったのです。そこで、別の抗がん剤での治療を始めるため、再び大学病院に入院することに。その後、2度目の入院生活を経て退院したのですが……。 ※1=胞状奇胎は、異常妊娠・絨毛性疾患の1つ。本来は胎盤になるはずの絨毛が異常増殖し、ぶどうのような粒がたくさん子宮内に発生する。※2=侵入奇胎とは、胞状奇胎の細胞が、子宮内の筋肉や血管内に侵入した状態のこと。※3=ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン。妊娠初期に受精卵から尿中に分泌され始め、妊娠10週でホルモン値がピークになるが、通常ではその後、HCG値は下降する。 ※月野ねこさんご本人の体験談ですが、作中での月野ねこさんは“豆田あんこ”という名前になっています。 ネガティブモードから抜け出せない メソトレキサート(メソトレキセート)という抗がん剤での治療をおこなっていたものの、効果があまり見られなくなり、アクチノマイシンという抗がん剤に変えて、2度目の入院生活を送ることになった、月野ねこさん。 抗がん剤を変更したあともやはり副作用はつらく、入院3日目からは吐き気やだるさに襲われ、食事はほとんどできず、シャワーにもいけない状態に。なんとか5日間の入院生活を耐えたのですが、退院後もメンタルはボロボロでした。 ーー私がいない間、寂しかっただろうに子どもたちは頑張ってくれた。ーーなのに、私は家に帰ってきても子どもの世話もごはんを作ることもできなくて、仕事は休職中。ただベッドに横になっているだけ。ーー自分の存在が惨めで情けない。ーー家族みんなに迷惑をかけて、私は家族にとってただのお荷物でしかない。 周りの人からすると「そんなことないよ」と言いたくなりますよね。でも、ネガティブの沼にハマって身動きが取れなくなっている月野ねこさんは、心の余裕がなく思考が狭まってしまっていたため、「自分に存在価値なんてない。自分はこの家にとってのガンなんだ」という考えに囚われてしまっていたのです。 できることなら過去に戻って、このときの月野ねこさんに何時間でもやさしい言葉をかけてあげたいですね。 監修/助産師 松田玲子 月野ねこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 月野ねこ月野ねこです。インスタで漫画を描いています。漫画やイラストのご依頼お待ちしています♩
2023年01月06日ある日、妊娠が判明した月野ねこさんは、夫と「やった〜! 3人目だね」と喜び合いました。しかし、後日に婦人科を受診し、超音波検査や内診を受けたところ、医師に「残念ですが…異常妊娠です」と言われてしまい…。【前回のあらすじ】胞状奇胎(ほうじょうきたい ※1)から侵入奇胎(しんにゅうきたい ※2)になってしまった、月野ねこさん。大学病院に入院し、副作用と闘いながらも月曜日から金曜日まで5日間の治療を終え、土曜日に退院しました。その後、退院して最初の検査でHCG(※3)値は無事に下がったことが確認され、今後は外来で抗がん剤投与をすることに。しかし、外来での抗がん剤投与が2クール目を終えたとき、医師に「HCG値が下がらなくなってしまいました」と告げられ、再び入院し、今度は別の抗がん剤で治療することが決まったのです。 ※1=胞状奇胎は、異常妊娠・絨毛性疾患の1つ。本来は胎盤になるはずの絨毛が異常増殖し、ぶどうのような粒がたくさん子宮内に発生する。※2=侵入奇胎とは、胞状奇胎の細胞が、子宮内の筋肉や血管内に侵入した状態のこと。※3=ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン。妊娠初期に受精卵から尿中に分泌され始め、妊娠10週でホルモン値がピークになるが、通常ではその後、HCG値は下降する。 ※月野ねこさんご本人の体験談ですが、作中での月野ねこさんは“豆田あんこ”という名前になっています。 2度目の入院生活 ※イラストは、アクチノマイシンDを点滴に混ぜて投与しているシーンを描いたものです。 メトトレキセート(=メトトレキサート)による抗がん剤治療を始めたものの、外来で2クール目が終了したときにあまり効果が出ていないとわかり、次からはアクチノマイシンDという抗がん剤を使うことになった、月野ねこさん。アクチノマイシンDは初めて投与する薬で副作用も多くあり、医師や看護師さんに経過を診てもらわなければならないため、再び大学病院に入院することに。 ちなみに、アクチノマイシンDは小児がんをはじめ、骨髄腫や精巣腫瘍、そして絨毛がんの治療に使用される抗がん剤です。副作用は吐き気や嘔吐、食欲不振、下痢、脱毛、皮膚が黒っぽくなるなどの症状が報告されています。 スケジュールや投与方法は前回入院したときと同じで、月曜日から金曜日まで5日間かけて、毎日少量ずつアクチノマイシンDを点滴に混ぜて投与します。前回、メトトレキセートを投与したときは副作用の吐き気や嘔吐がひどかったのですが、今回は最初から点滴に吐き気止めを混ぜてもらったおかげで、前回のように吐き気がひどくて夜に眠れないこともなくなりました。 そのため、月曜日や火曜日は普段通りにごはんを食べ、シャワーも浴びることができていた、月野ねこさん。ところが、水曜日になると吐き気が増してきて食欲がなくなり、ごはんを食べることもシャワーを浴びることもできなくなってしまいました。 それを医師に相談したところ、医師いわく「抗がん剤は通常、2日間で体内から抜けるようになっています。でも、月野ねこさんの場合は5日間かけて投与していくので抗がん剤が体から抜けきらず、体内に蓄積されていっているのかもしれません」とのこと。だとすると、木曜日や金曜日はもっと副作用がつらくなる可能性もあります。それに、抗がん剤治療に耐えて土曜日に退院したとしても、抗がん剤が体から抜けるのは月曜日くらいになり、それまではずっと副作用に耐えなければならないのです。 「吐き気止めを点滴に混ぜてもらっているし、このつらい副作用にもどうにか耐えられるはず」「いや……耐えるしかない。我慢するしかない。絶対に終わりはくるから」 そう信じ、泣きたくなるのをグッと我慢して、ひどい副作用と再び闘うことを決意した月野ねこさんでした。 医療監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック 院長) 月野ねこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 月野ねこ月野ねこです。インスタで漫画を描いています。漫画やイラストのご依頼お待ちしています♩
2022年12月19日ある日、妊娠が判明した月野ねこさんは、夫と「やった〜! 3人目だね」と喜び合いました。しかし、後日に婦人科を受診し、超音波検査や内診を受けたところ、医師に「残念ですが…異常妊娠です」と言われてしまい…。【前回のあらすじ】胞状奇胎(ほうじょうきたい ※1)から侵入奇胎(しんにゅうきたい ※2)になってしまった、月野ねこさん。大学病院に入院し、月曜日から金曜日までの5日間、毎日抗がん剤投与をおこなうことに。しかし、抗がん剤治療が始まると、吐き気や嘔吐、口内炎など、抗がん剤の副作用に襲われてしまいました。「治療を頑張れば病気も治るはず」との思いで、副作用と闘いながらもなんとか5日間の治療を終えたねこさんは、土曜日に退院。その後の経過はというと……。 ※1=胞状奇胎は、異常妊娠・絨毛性疾患の1つ。本来は胎盤になるはずの絨毛が異常増殖し、ぶどうのような粒がたくさん子宮内に発生する。※2=侵入奇胎とは、胞状奇胎の細胞が、子宮内の筋肉や血管内に侵入した状態のこと。 ※月野ねこさんご本人の体験談ですが、作中での月野ねこさんは“豆田あんこ”という名前になっています。 抗がん剤治療は順調だと思っていたのに… 退院後、初めての診察に訪れた月野ねこさん。すると、医師から 「抗がん剤治療を始める前に比べて、HCG(※3)値が下がりました。今回、治療に使用したメトトレキセート(※4)が効いているようですので、今後もこの抗がん剤を使用します」 と報告が! この朗報を聞いて「よかった、つらい副作用に耐えたかいがあった」と、ねこさんもひと安心。今後は、外来で2週間おきに月曜日から金曜日まで毎日通院し、抗がん剤投与をおこなうことになりました。 その後、外来でのメトトレキセート投与がスタート。しかし、2クールが経過したころ……なんと、HCG値に変化が見られなくなってしまったのです。これはつまり、メトトレキセートの効果(=がん細胞の増殖を抑える効果)がなくなったことを意味しており、今後は別の抗がん剤に切り替えて治療していかなければなりません。新しい薬剤に変更するとなると、医師や看護師のサポートが必要になるため、再入院が必須となります。 「でも、3クール目でHCG値が下がる可能性もりますよね……? それに、薬剤を変更するとなったら、また入院しなきゃいけないんですか……? 私が入院でいない間、もう、子どもたちにつらくさみしい思いをさせたくないんです!」 と、涙を浮かべながら医師に、薬剤変更と入院に反対する意思を告げた、ねこさん。 とはいえ、実際のところは「最初は抗がんが効いていたのに、途中で効かなくなるなんて、病気が悪化しているとしか思えない……。でも、そんなこと信じたくない。まだ、私の体は大丈夫なんだって、今の抗がん剤治療に問題はないんだって思いたい」という気持ちが強かったそうです。 しかし、結果的に医師の判断で薬剤は変更となり、今後はアクチノマイシンDという抗がん剤を用いて治療をおこなうことに。ねこさんの闘病は、この先も長く続くことになったのでした。 ※3=HCG(hCG)とは、ヒト絨毛性ゴナドトロピン、またはヒト絨毛性性腺刺激ホルモンとも呼ばれるホルモンのこと。通常は妊娠中に多く産生されるもので、異常妊娠や絨毛性疾患の場合には異常分泌される。※4=メトトレキセート(メトトレキサート)とは、がん細胞の増殖を抑える抗がん剤。絨毛がん・侵入奇胎などの絨毛性疾患のほか、白血病などの治療にも用いられる。 監修/助産師 REIKO 月野ねこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 月野ねこ月野ねこです。インスタで漫画を描いています。漫画やイラストのご依頼お待ちしています♩
2022年12月16日ある日、妊娠が判明した月野ねこさんは、夫と「やった〜! 3人目だね」と喜び合いました。しかし、後日に婦人科を受診し、超音波検査や内診を受けたところ、医師に「残念ですが…異常妊娠です」と言われてしまい…。【前回のあらすじ】胞状奇胎(ほうじょうきたい ※1)から侵入奇胎(しんにゅうきたい ※2)になってしまった、月野ねこさん。ある月の金曜日に大学病院に入院し、週明けの月曜日から抗がん剤治療を始めることになりました。そして迎えた月曜日。午前中に点滴での抗がん剤投与がおこなわれたのですが、夜になると、抗がん剤の副作用なのか、強烈な吐き気に襲われてしまいました。ナースコールで看護師さんに助けを求めたねこさんは、吐き気止めを混ぜた点滴を打ってもらい、ようやく就寝。しかし、火曜日の朝になっても吐き気はおさまらず……。 ※1=胞状奇胎は、異常妊娠・絨毛性疾患の1つ。本来は胎盤になるはずの絨毛が異常増殖し、ぶどうのような粒がたくさん子宮内に発生する。※2=侵入奇胎とは、胞状奇胎の細胞が、子宮内の筋肉や血管内に侵入した状態のこと。 ※月野ねこさんご本人の体験談ですが、作中での月野ねこさんは“豆田あんこ”という名前になっています。 抗がん剤の副作用 月曜日から抗がん剤治療を始めた、月野ねこさん。初日の夜は強烈な吐き気に襲われ、頑張って水分補給をしても何度も何度も吐いてしまい、なかなか眠ることができず大変な夜を過ごしました。翌朝になっても、吐き気は続いていたそうです。 さらに、抗がん剤の副作用は吐き気や嘔吐だけにとどまりませんでした。「痛っ!」と口内に異変を感じたねこさんが手鏡で口の中を見てみると、なんと、大量の口内炎ができていたのです! こういった症状は、都度医師に相談して対処してもらうしかないのだとか。口内炎にはうがい薬で口内の消毒をおこない、吐き気がひどいときには、吐き気止めを混ぜた点滴を打ってもらうことになりました。 加えて、抗がん剤治療を始めてから、ねこさんの体は水やお茶、食べ物を受け付けなくなってしまいました。しかし、そんな状態でも、抗がん剤治療をあと4日も続けなければなりません。 「家で待っている家族のためにも頑張らなきゃ」「きっと、このつらい治療を乗り越えたら病気も治るはず」 と、家族の存在と病気の完治を心の拠り所にすることで、苦しい治療をどうにか耐え抜きました。 そして、土曜日にようやく退院。体調不良でフラフラになっているねこさんを、「大丈夫? 車を持ってくるからベンチで休んでて」と、旦那さんが気づかってくれました。つらい入院生活にひとりきりで耐えたからこそ、こういうときは、家族のやさしさに積極的に甘えるべきなのかもしれませんね。 監修/助産師 REIKO 月野ねこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 月野ねこ月野ねこです。インスタで漫画を描いています。漫画やイラストのご依頼お待ちしています♩
2022年12月14日ある日、妊娠が判明した月野ねこさんは、夫と「やった〜! 3人目だね」と喜び合いました。しかし、後日に婦人科を受診し、超音波検査や内診を受けたところ、医師に「残念ですが…異常妊娠です」と言われてしまい…。【前回のあらすじ】個人クリニックにて、胞状奇胎(ほうじょうきたい ※1)との診断を受けた、月野ねこさん。その後、大学病院に転院して精密検査を受けたところ、胞状奇胎から侵入奇胎(しんにゅうきたい ※2)になったことが判明。ある月の金曜日から大学病院に入院し、週明けの月曜日から抗がん剤での治療を始めることに。そして、「不安でしかないけど、やるしかないんだ」という気持ちで月曜日の朝を迎え……。 ※1=胞状奇胎は、異常妊娠・絨毛性疾患の1つ。本来は胎盤になるはずの絨毛が異常増殖し、ぶどうのような粒がたくさん子宮内に発生する。※2=侵入奇胎とは、胞状奇胎の細胞が、子宮内の筋肉や血管内に侵入した状態のこと。 ※月野ねこさんご本人の体験談ですが、作中での月野ねこさんは“豆田あんこ”という名前になっています。 人生で最も長くつらい夜 ※イラストでは注射針が手首の方向を向いていますが、通常は肘の方向に向けて注射針を挿入します。※抗がん剤の後に水を流すのは、医学用語でヘパリンロックと呼ばれる手技です。血液が凝固してカテーテル(体内に挿入する管のこと)が閉塞するのを防ぐため、カテーテル内をヘパリン加生理食塩水で満たします。 月曜日の朝10時、ついに始まった抗がん剤治療。今回、ねこさんが患っている侵入奇胎の治療には「メトトレキセート(=メトトレキサート)」と呼ばれる、がん細胞の増殖を抑える抗がん剤が用いられました。メトトレキセートは、絨毛がん・侵入奇胎などの絨毛性疾患のほか、白血病などの治療にも使われる薬です。 メトトレキセートは筋肉注射をするのが一般的なのですが、ねこさんのように点滴の中に混ぜて投与するケースもあり、病院の先生の方針によって投薬方法が異なるそうです。 点滴終了後、「なんか……あっという間に終わったな」と肩透かしを食らい、抗がん剤治療への不安が少しだけ和らいだねこさん。しかし、その日の夜が大変でした。 今まで体験した風邪や胃腸炎、妊娠中の吐きづわりなんて比べものにならないほどの強烈な吐き気。頑張って水分をとってもすぐにリバースしてしまい、到底寝つけやしません。あまりのつらさに、深夜に限界を迎えたねこさんは、申し訳ないと感じながらもナースコールを押し、看護師さんに助けを求めました。 そうして、水分補給も兼ねて吐き気止めを混ぜた点滴を打ってもらい、苦しみながらもようやく就寝。 「この日が人生で最も長くつらい夜だった」と、ねこさんは語っています。 ちなみに、翌朝になったらスッキリ! ということもなく、目覚めたときもまだ気持ち悪さが続いていたのだとか。これが5日間続くとなると、かなりつらいですね。 医療監修/天神尚子先生(三鷹レディースクリニック 院長) 月野ねこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 月野ねこ月野ねこです。インスタで漫画を描いています。漫画やイラストのご依頼お待ちしています♩
2022年12月11日ある日、妊娠が判明した月野ねこさんは、夫と「やった〜! 3人目だね」と喜び合いました。しかし、後日に婦人科を受診し、超音波検査や内診を受けたところ、医師に「残念ですが…異常妊娠です」と言われてしまい…。【前回のあらすじ】個人クリニックにて、胞状奇胎(ほうじょうきたい ※1)との診断を受けた、月野ねこさん。その後、大学病院に転院して精密検査を受けたところ、胞状奇胎から侵入奇胎(しんにゅうきたい ※2)になったことが判明。ある月の金曜日から大学病院に入院し、週明けの月曜日から抗がん剤を使った治療を始めることになりました。しかし、初めての抗がん剤治療に、ねこさんは……。 ※1=胞状奇胎は、異常妊娠・絨毛性疾患の1つ。本来は胎盤になるはずの絨毛が異常増殖し、ぶどうのような粒がたくさん子宮内に発生する。※2=侵入奇胎とは、胞状奇胎の細胞が、子宮内の筋肉や血管内に侵入した状態のこと。 ※月野ねこさんご本人の体験談ですが、作中での月野ねこさんは“豆田あんこ”という名前になっています。 初めての抗がん剤治療が始まる 金曜日に入院したねこさんは、入院初日にもろもろの検査を済ませ、土日はこれから始まる抗がん剤治療に向けて、体と心を落ち着かせるための休養をとりました。 そして、あくる月曜日。ついに抗がん剤治療が始まります。朝の早い時間、目覚めたねこさんのもとに看護師さんがやってきて、検温と血圧の計測をおこないました。そのとき、看護師さんが「今日から抗がん剤が始まりますね。何か少しでも不安なことがあったら、すぐに私たちにお話ししてくださいね」とやさしく声をかけてくれたのですが……。 人生で初めての抗がん剤治療に、ねこさんは不安しかありませんでした。でも、「ママがんばって!」と言ってくれる子どもたちや支えてくれる夫のためにも、不安を抱えながらも前を向いて頑張るしかないのです。 また、このときのねこさんは、自分が何に対してどんな不安を抱いているのか、看護師さんにうまく説明する自信がなかったそうです。それに加えて、「不安な気持ちを言葉にしたら絶対に泣いてしまう。泣いている姿を看護師さんに見られたくない」という気持ちもあり、相談できなかったのだとか。 そうして、人生で初めての抗がん剤治療が始まる前、ねこさんはひとり病室で涙を流したのでした。 監修/助産師 REIKO 月野ねこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪ ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:マンガ家・イラストレーター 月野ねこ月野ねこです。インスタで漫画を描いています。漫画やイラストのご依頼お待ちしています♩
2022年12月08日