自分の実績をたたえる最も分かりやすい指標はお金である。
例えば、給料がアップしたならば、会社から認められているという自信にもなるだろう。
それもモチベーションを保つためには必要なことだ。
しかし、多くの成功者を見てきた西脇俊二氏の著書『なぜ一流の人はストレスが溜まらないのか』によると、成功者の多くは「お金がある」、「お金がない」という発想をしないそうだ。
仕事はお金のためと捉える人が少なく、一種のゲームのように捉えるらしい。
一つのステージをクリアしたらまた次のステージに自らの身を置いて進む。
そこに現れるトラブルも解決策を考えるとワクワクしてたまらえらないらしい。
このように、彼らにとって成功とは自分の仕掛けたゲームに勝つこと。
お金は成功の指標と捉えていないため、そもそもお金に対する執着心がない。
社会人になって一番初めに言われることは「とりあえず3年」。
しかし、実は一番重きを置かなければならないのは「社会人5年目」なのだと思う。
この頃になると、だんだんと同期の中でも出世コースとそうでないコースに分かれ始める。