力仕事に対する「イメージ」
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自動車整備士や農業など力仕事を主とした「ブルーカラー」と呼ばれる職業を目指す若者たちは年々減少傾向にある。
それは給料が低いなどというブルーカラーに対するマイナスなイメージを持っている人が多いからだという。
日本で「ホワイトカラー」、「ブルーカラー」という言葉が使われ始めたのは工業化が進んだ1910年代ごろ。
この頃は「ホワイトカラー=高等教育卒業者」と「ブルーカラー=中等教育卒業者、小学校卒業者」とはっきりと区別されてしまっていた。
そのため、ホワイトカラーのほうが高給というイメージがついて回っていたそうだ。
その名残がまだあるのかもしれない。
しかし、現代においては実際は給料も変わらないし、特定の知識が必要なブルーカラー職も多いのだ。
「ブルーカラー」、「ホワイトカラー」は差別?
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今でもイギリスの定義では、大学を卒業した技術者は「ホワイトカラー」