ベルリン発。日本人に必要な「もったいない」を行動に移せるアプリ。
長い目で見て、世界進出できたら良いなと思ってますね
レオさんの目から日本の食品廃棄の状況はどう映るのか、最後にこう綴ってくれた。日本もドイツも、どちらも環境保護意識が高い。ここドイツは、レストランのオーナーからの信頼や、提供する料理の良心的な価格が理由で、MealSaverが社会に受け入れられてるんだと思います。なので、このようなアプリは同じように日本でも機能するのではないかと。ただ日本の文化はユニークで、それによって大量のゴミ問題を抱えてしまってますね。例えば食材の新鮮さ、形の綺麗さは、日本では他の文化よりも非常に重要な役割を占めています。そのような文化を、西洋のような少し形が悪くても気にしない考え方に、一歩一歩、少しずつ近づいていくことが、もしかすると大きな変化へと繋がっていくかもしれません
フレッシュで安い。日本にも必要なアプリ
実は、筆者は、今回レオさんにお話を聞く前にMealSaverを体験した。フレッシュなラップサンドやスムージーを提供している「FRESH Vitamins & More」とサンドウィッチやヴィーガンケーキが売りの「Nuni’s – Edel & Kühn」。