くらし情報『人、動物、環境に悪影響しか与えない「発がん油」を知らずに摂取し続ける愚かな日本人。』

人、動物、環境に悪影響しか与えない「発がん油」を知らずに摂取し続ける愚かな日本人。

RSPOの失敗を踏まえ、2013年にはPOIG(パーム油改革グループ)が発足された。RSPOの支援および、認証基準を引き継ぐと同時に、“森林減少を食い止め、気候変動を抑制する泥炭地保全を行い、土地権、労働権、児童労働を含む人権侵害等に対処するPOIG要求事項”を定めたのである。現在、多数の企業がメンバーに加わり、支援を進めている。(参照元:危ない油パーム油のリスク、知っていますか?)

(Photo by Janet Vanderhoof)

(Photo by Janet Vanderhoof)

使う油は自分で選ぶ

チョコレートやアイスクリームに含まれているパーム油は、食品の口当たりをなめらかにし、揚げ油として使用すればサクサクの仕上がりになる。このようなメリットがある一方で、健康への被害が危惧されていることも事実である。ラットを使った実験によると、パーム油には発がん性のリスクが確認されている。また、他の油を与えたラットに比べ、パーム油を与えたラットのほうが生存率が低いという結果が出た。(参照元:Business journal)現在の日本では、パーム油の危険性に対する意識が欧米諸国ほど高くはない。
一人ひとりの消費者がパーム油の問題に気づいたところで、コンビニに売っているお菓子やカップ麺、洗剤には当たり前のようにパーム油が原材料として使用されているのが現状だ。

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