2017年4月21日 08:15
ミルク自給率1%のフィリピンに現れた、救世主「水牛ミルク」
創設者エリカ・ナン・ウォン氏 Photo by Karabella
1カップ約170円。フィリピンの物価では少し高めだが、濃厚な水牛ミルクの味わいとストーリーで着実に人気は伸びている。フレーバーにはフィリピンのストリートフードとして有名なトロン(バナナを春巻きにして揚げたもの)や伝統的なデザートのレチェフラン(卵黄とコンデンスミルクを使ったプリン)などを使用し、フィリピンならではのアイスクリームを生み出した。
Photo by Karabella
フィリピンには世界中からのブランドが溢れているが、フィリピンのブランドは世界にまだまだ知られていない。途上国として知られるフィリピンから、フィリピンだから生み出せるアイスクリームを世界に広げていくことをカラベラデイリーは目指している。 更に販売やアイスクリームの生産の仕事が貧困層への雇用創出にもなっている。「水牛ミルクでミルク自給率をあげる」という切り口ではあるものの、目的はそれだけじゃないカラベラデイリーは水牛ミルクでフィリピン社会の色々な側面をを変えようとしているのだ。
水牛ミルクが生み出す“恋の味”「CalaBoo」
Photo by CalaBoo
次に紹介するのは、「恋の味」