くらし情報『「ネオ東京・歌謡曲」をSXSWで轟かした。“レトロフューチャー”に魅せられた草野絵美(Satellite Young)のバックボーン。』

「ネオ東京・歌謡曲」をSXSWで轟かした。“レトロフューチャー”に魅せられた草野絵美(Satellite Young)のバックボーン。

目次

・「二度と戻れない“過去の世界”」に憧れを持つようになった幼少期
・「手探りでもいいから、自分の好きなものを作る」ー草野絵美はどこに向かうのか
Photo by 撮影者

「二度と戻れない“過去の世界”」に憧れを持つようになった幼少期

Be inspired!(以下、Bi):幼少期はどんな子供で、どうやって過ごしていましたか?原体験があれば教えてください。草野絵美(以下、Emi):小学生2年生の頃から、曲を借りてはカセットテープに入れ、ウォークマンで聞いていました。CDショップで借りると有料ですが、図書館で借りるとお金はかからない。図書館には70〜80年代の曲がたくさんあり、自分で自然とピンクレディや松田聖子さんのような往年のアイドルの楽曲に惹かれていくようになったんです。作詞作曲も小学生の頃から、すでに少ししていました。楽器はやっていなかったので、曲は基本的に鼻歌で作る。あとは当時、学校と家のパソコンに「Kid Pix」というソフトがあったので、それで動画編集をしていたのが原点にあるかもしれません。


Photo by 撮影者

Bi:なぜ過去のものに魅力を感じたんでしょう?Emi:まず「二度と戻れない世界だから」という理由があります。そして、自分が幼稚園〜小学校低学年までは「アムラー」や「シノラー」のように時代のアイコンとなるようなファッションのカリスマがいました。ところが、それ以降そうした人は現れなくなりましたよね。

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