「ネオ東京・歌謡曲」をSXSWで轟かした。“レトロフューチャー”に魅せられた草野絵美(Satellite Young)のバックボーン。
それがSatellite Youngとしてやるのかは分かりませんが、メディアアートにも関心がありますね。
SXSW 2017でのSatellite Youngのパフォーマンスの様子
Bi:そして、今年のSXSWはアーティストとして出演されるわけですよね。これはどういう経緯で決まったんですか?Emi:去年SXSWに行ったときに、「来年はSatellite Youngとして出たいな」とFacebookに書きました。すると、ファンの人がSXSWの日本人の担当者の方に「彼らをSXSWに呼んでくれ」とメンションを飛ばしてくれたんです。そこからすぐに話が進展したわけではないのですが、一年後にその投稿をきっかけとして「出てみない?」とオファーをもらった感じですね。
「手探りでもいいから、自分の好きなものを作る」ー草野絵美はどこに向かうのか
Bi:表現の根底にあるメッセージはなんでしょうか?Emi:おそらくみんなそうだとは思うんですが、やはり自分と近い人生を歩んでいる人ってあまりいないと思うんです。好きなものや趣味が合う人もほとんどいなかったので、学校ではいつも孤独感がありました。大学のときに子供ができて、子育てをしながら大手の会社に入社。