2017年4月17日 09:09
「ネオ東京・歌謡曲」をSXSWで轟かした。“レトロフューチャー”に魅せられた草野絵美(Satellite Young)のバックボーン。
傍で音楽活動もやっているので、一昨年から去年にかけては自分のアイデンティティに悩んでいたんです。「自分の肩書きは何だろう?」、「私は何がやりたいんだろう?」と迷った時期もあったのですが、最近は「もういいや、とりあえず目の前にあることを作っていこう」と思えるようになったというか。Bi:そう思えるようになったきっかけ何かあったのですか?Emi:Satellite Youngで音楽を作っていくときに、いろんな人とコラボレーションしながら世界を作り上げてきたということが大きいかもしれません。関根がいなければ今ある曲は作れなかったでしょうし、ディレクションとヴィジュアルを担当してくれた宇佐巴史さんがいなければ、ミュージックビデオの世界観も生まれなかったと思います。『せんぱいクラブ』にしても、会ったことのない海外の人とSkypeでやりとりしながら一つの作品に落とし込んでいった。つまり自分自身の下地や肩書きが定まっていなかったとしても、コラボレーションを通じて作品を作っていけるということに気づいてからは、徐々に受け入れられるようになっていきました。
ただ、それでも悩むことはあるし、私は意外と打たれ弱いので…(笑)