2秒に1人、世界のどこかで子どもが子どもを出産している。日本人も他人事ではない、社会の陰に隠れた“若年妊娠”の事実。
残念ながら日本では未だ、この教育システムは導入されていないが、教師や保護者など周りの大人たちが正しい知識やコミュニケーション方法を学び、「性教育」という言葉を恐れず、人生の先輩として真っ直ぐに向き合うことが必要なのである。(参照:日本性教育協会) 日本では「性」について話すことは「恥ずかしい」とか、「下品」だと思われがちである。しかし、「性」を正しく学ぶことは「私たちの命」を学ぶことなのではないだろうか。子供と「性」を遠ざけるのではなく、「自分の人生を生きるための教育」として子どもたちが自分で正しい選択をできる手助けをするのが本当の「性教育」であり、「子どもが子どもでいられる時間」を守る方法なのだ。Text by Chisato TanabeーBe inspired!
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