2017年7月27日 12:55
2発目:汚いものを魅力的に描く。23歳のアーティスト Kathmiが知った「何にも囚われずに、自身で自由な世界を創り出す手段」とは。│さとり世代が日本社会に起こす、半径5mの“ゆる”レボリューション
私の描く女性は理想の女性像。凛として女性として芯をもっていて、女性として美に溢れているのが理想の女性。自分がなりたいというよりも、この女性の理想を通して夢を与えられたらいいし、空間に彩りができたらいいし、何かひとつの気付きになればと思う。
彼女の描く数々の女性は、彼女にとって女性を描いているというよりは「美」の表現であるようだ。しかし、彼女がしていたのは芸術を通して「美」を創り上げることではなくて美を見つけ出すことだった。
人が気持ち悪いとか嫌だって思うモノだって美しいものがあるし、キラキラした高級なものや意匠が凝らされたもののような美しさも好き。自然界の何かしらのモノも、創り出された美からもインスパイアされているものも多い、目に入るものから見出したい。噛み砕いて、的確に魅力を伝えることができるのが芸術だと思う。
だから日頃から道端のゴミからだって、もちろん高級なものからも美しさを見つけ出したい。
自由そのものよりも、自由に生きていいという選択肢に気づいたことが「幸せ」
ウォールアートからイベントのビジュアルまで、幅広く手がけており、私がうらやましいと思うほどにアーティストとして「自由」