「コンドームを常備することはクール」。友達に教えたくなるセクシュアル・アメニティを提案する女性CEO
知っているようで知らない、セックスのこと。 日本社会にはあまりセックスについて話す風潮がなく、いいことも、悩みも、自分の内に留めておく人は少なくないのかもしれない。 そんななか、「セックスについて真面目に、そしてオープンに話す」という信念を持つセクシュアル・アメニティのブランド『bda ORGANIC』が誕生した。 今回Be inspired! は2017年12月1日、世界エイズデーを皮切りにUNITED ARROWSやトランクホテルでセクシュアル・アメニティの販売を開始するこの『bda ORGANIC』のCEO鈴木 美樹氏に、ブランド設立の経緯や展望、そして“セックスについて真面目に、そしてオープンに話す”とはどういうことなのか話をうかがった。
Photo via bda ORGANIC
「実は、産婦人科の先生のある言葉から始まってるんです」。ブランドの立ち上げの経緯を聞くと、鈴木氏はそう言った。 オープンに話されることはないものの、セックスに関する悩みは人々のなかに存在する。例えば、近頃産婦人科に来る人のなかで多いのが更年期を過ぎたぐらいの女性たちだそうだ。
更年期を過ぎると膣が濡れにくくなるため、セックスの際に傷を負うことがある。