“平和ボケ”の日本人へ。社会がいう“正しい答え”ではなく、自分にあった答えを探すための冊子を作る若者
だけどそうなったのも3年生になってからかな
自分が慣れていたものから脱け出そうとするとき、それは簡単にいくものではない。だが二人は、現在では自分の好きな道を自分で選択し、より人生を自由に生きる方法を見つけられたようだ。
多様なバックグラウンドがあるからこそ、発信できるもの
二人が運営に携わる、フリーペーパーのB.G.U.は多様なバックグラウンドを持った人たちが不自由に感じるところをピンポイントにわかりやすく、マイノリティの人にもマジョリティの人にも、楽しみながら学べるような媒体で、固定概念を少しでも打ち壊していくという思いで制作されている。制作や配布を行うのは、それぞれ育ってきた環境や人種、ジェンダー、セクシュアリティもさまざまな若者たち。Yume:発信したいと思ったのは、ただ生きているだけとか、ただ自分たちの身内で話しているだけとかだと人に伝わらないという思いがあって。
日本にも似たようなことを話している人はたくさんいると思うんですけど、それを形にしているのはすごく少ないと思っていて、まだ未熟なフリーペーパーなんですけど何か変えていけないかなって始めたんです