くらし情報『「大学に意味を感じなかった」。人気アニメの作者・スウェーデンの“デジタルネイティブの実態”』

「大学に意味を感じなかった」。人気アニメの作者・スウェーデンの“デジタルネイティブの実態”

彼との会話から見えてきたのは、物心ついたときからインターネットが当たり前だった「デジタルネイティブ世代」の実態。教育も仕事も「既存の形にとらわれないDIYスタイル」が今後どんどん増えていくのかもしれない。

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エリック・ブラッドフォード
ー「せんぱいクラブ」の作者ということでまず最初におうかがいしておきたかったのですが、スウェーデンに「先輩」って概念はあるのですか?ないよ!日本国外の人は「先輩」って概念をアニメで知るんだと思う(笑)しかもすごく美化されていると思う。スウェーデンと日本では文化がすごく違うから一概には言えないけど、日本は階層的だし、「敬語」とか「タメ語」とかにわけられているよね。個人的にはスウェーデン式のほうがいいかな。「先輩」って概念がないのもそうだけど、スウェーデンみたいに「みんな平等」っていう価値観はいいと思う。日本の学校でそれがどう影響しているのかはわからないけど、仕事場では上下関係の度が過ぎることで知られているから…。ーまさに「せんぱいクラブ」は「先輩」を面白おかしく美化しているから、どう思ってるのか気になりました。
「せんぱいクラブ」はアニメに出てくる「先輩」っていうコンセプトのパロディだから、現実の日本社会のシステムについては触れてないんだ。

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