#016 利便性や立地よりも「コミュニティ」や「スピリット」を中心とする“商店街の新しいカタチ”を提案する男| ALL YOURS木村のLIFE-SPECの作り方
商店街2.0はスピリットでつながった相互集客の仕組み。または「ネオ観光MAP」なのかもしれません。
②ヒトの流動性を活かす / 促進する
過去と比較して、移動コストが圧倒的に下がりました。LCCや高速バスなんかを駆使すれば、格安で移動ができます。以前に比べて、旅行する機会が増えた人も多いのではないでしょうか?ヒトの流動性を活かすのが、「商店街2.0」のもう一つのテーマでもあります。この「商店街2.0」の仕組みを使ってもらえれば、その地にある間違いないお店を紹介できるはず。そして、そのローカル店主に美味しいお店や、行くべき場所なんかを尋ねれば、観光雑誌よりもリアルで親和性の高い間違いない情報を教えてくれるはず!何しろ、それぞれのローカルで、同じような趣味嗜好を持った人たちの集団なのだから。これは、僕も京都で実感しています。
京都って一般的には古都で歴史的な建造物が有名だけど、実は大学も多くて、若いモラトリアムが許容されている地域でもある。「サブカル」や「ユースカルチャー」がめちゃくちゃ多い。実は芳醇なサブカルチャーの巣窟だったのだ。それってローカルの人と交流しなかったら知らなかったし、それ以来、そのカルチャーに惹きつけられて、やたら京都に出向いてしまう自分がいる。