#006 国際ニュースメディアで“現代の多様な家族”を伝えてきた編集者は、なぜ自分の家族を40人に拡張したのか|渋谷の拡張家族ハウス「Cift」が描く未来の生き方
「コミュニティ」「生き方」を探っていく。
アーヤ藍Photo by Jun Hirayama
最終回となる第6回目は、世界的なニュースメディア「ハフポスト日本版(HUFFPOST)」ブランド・マネジャー/ニュースエディターの笹川かおりさん。2017年11月から、「家族のかたち」という特集をはじめ、その取材を進めるなかでCiftと出会い、メンバーにも加わった笹川さん。家族の形をはじめ、多様性のある社会や暮らし方について、そして、個人個人の変化と社会の変化の結びつきについて、アーヤと対談形式で語り合った。
笹川かおりさん
ニュースメディアに移って気づいたジェンダー・ギャップ
アーヤ藍(以下、アーヤ):ハフポストに入る前はどんなことをしていたの? 笹川かおり(以下、笹川):高校生くらいからずっと編集者になることが夢だったんだ。カルチャー女子で映画とかがすごく好きだったから、雑誌や本をよく読んでたんだけど、編集者って会いたい人に会いにいけて、行きたいところに行って、自分が教えてもらったことを人に伝えて還元できて最高!って思ってね。 新卒で出版社に入社して、途中転職もしつつ、約9年間は出版社で働いてた。